Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

京成はなぜ「国内最速」になれたのか

Img_7239.jpgタイトルから、成田スカイアクセス開業の技術的背景などを解説しているのかと思ったが、読んでみたら全然違った。京成創立から現在に至るまでの、苦難を乗り越えて来た歴史を時系列的に網羅して紹介している本であった。

内容的にほぼ知っている事項がほとんどで、私としては特に目新しい発見は無かったが、記述が非常に詳細でエピソードも多々含んでいるので、京成初心者向け入門書としては完璧と言えるだろう。

例えば、筑波高速の件で東武根津社長の逆鱗に触れたとか、谷津遊園~ヘルスセンター間の遊覧鉄道に九十九里の車両を転用予定だったとか、そんな話までちゃんと載っている。著者は、廃線跡や未成線、新線計画などを主に研究しているので、京成に纏わるその辺の内容も豊富。もちろん白髭線、谷津支線や上野地下線への国鉄車両疎開についても書いてある。

この本の話の流れとしては、数々の困難を克服して国際空港アクセスで躍進を遂げた、とまとめる筈だったのだろうが、現在のコロナ渦の状況も反映し、巻頭にガラガラの現況をリポートした乗車記も付け加えられている点、むやみに美化していないのは好感が持てる。総合的に、私にとって大変興味深い書籍であった。

バッタを倒しにアフリカへ

Img_7203.jpg新聞の書評を読んで、面白そうだなと思って購入。著者はポスドクでバッタ研究にその身をささげる方。私は知らなかったが、ネット上でも結構名が知られているようだ。本書はその研究成果が詳細に記述されているわけではないが、主にバッタを追い求めるフィールドワークに纏わる苦労話が大変な熱量を持って書かれていて圧巻だ。作者の人柄か、あるいはその文体によるものか、ページを捲るたびにグイグイ引き込まれ、一気に読んでしまった。表紙カバーはちょっと遊び過ぎ、あらかた編集側の思い付きだろうが、やるならもうちょっと可愛く(笑)

線路萌え 15

線路萌え Album-15 を公開しました。この線路は... お分かりですよね?そう、ケーブルカーが山の中腹ですれ違う部分の分岐器です。こうして見ると実に興味深い構造をしていますが、可動箇所が一切ないのでメンテナンス的には楽なのかも知れません。

線路萌え Album-15

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シェアウェア

抽斗の奥を整理していたら、こんな書類が出て来ました。1992年!物持ちが良いなあ... って、ただ忘れたまま埋もれてただけなんですけども(笑)。見てわかる通り納品書です。中身は色々ですが、目に付くのは Duke Nukem、Wolfenstein-3D、どちらも伝説の PCゲーム(知ってる人いるかな?)

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さんぽ

梅雨入りした関東ですが、雨間に覗く青空はもうすっかり夏模様。霞川沿いの遊歩道にある休憩所に陣取って、久方ぶりの珈琲タイムです。この時期は田んぼに水が張られて、水鏡に早苗の並ぶ様が綺麗ですね。

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