平山三郎氏の著作。阿房列車愛読者にはお馴染みですよね、かの百閒先生の無用な旅のお供、良き相棒を務めたヒマラヤ山系氏。氏は先生の書籍校正者としての側面も持っています。本書は、ちょっと本人の記述と百閒の著作からの引用部分が入り混じって読みづらい部分はあるのだけれど、安房列車を読んでいれば大体分別はつきます。曖昧模糊とした山系氏の「はぁ」の返答、それがその時々において何を意味するところだったのか、とか、色々と裏事情が判明して面白いです。
平山三郎氏の著作。阿房列車愛読者にはお馴染みですよね、かの百閒先生の無用な旅のお供、良き相棒を務めたヒマラヤ山系氏。氏は先生の書籍校正者としての側面も持っています。本書は、ちょっと本人の記述と百閒の著作からの引用部分が入り混じって読みづらい部分はあるのだけれど、安房列車を読んでいれば大体分別はつきます。曖昧模糊とした山系氏の「はぁ」の返答、それがその時々において何を意味するところだったのか、とか、色々と裏事情が判明して面白いです。
musashimarumaru 返信
読みたかった書籍ですね。阿房列車を読み終えた当時、一般の書店では売っていなかったようで。ネットで購入できますね。
H.Kumaからmusashimarumaruへの返信 返信
こんにちは。
この本は今まで知らなかったのですが、山系氏の貴重な著作なのですよね。発見して嬉しかったし、読んでみると阿房列車旅の裏事情が分かって大変興味深かったです。この後また阿房列車本編を読むと、今までとまた違った感想が出て来るような気もします。