2018年4月21日

切り文字に手こずる

建物を一通り作り終えて、工程的には最終カーブを回ってゴール目前まで来ている筈なのだが、色々とあちらこちらの細かいものに目が行ってしまい、無駄な工作に時間を費やす週末を繰り返している。

Img_3449.jpgというわけで(笑)アーケード入口の看板を手直しする。現状は紙に印刷したそのものを貼っただけなので、平板でかなりオモチャっぽいし、あまり貫録がない。なので、こういった場所で良く見かける切り文字にしようと考える。

しかし、何せ僅か数mm程の文字高だからキッチリ仕上げるのに自作は無理で、エッチングか何かで特注品を頼むしかないか...。いや、これだけの為に投資するのも勿体ないので、多少出来が悪くとも目こぼしするとして自分の手を動かす事に。

工法は特にヒネリもなくオーソドックスそのもの。文字通り、厚手の紙に印刷した文字を忍耐強くカッターで切り抜いて行く。あーぁ、「青砥ヶ谷銀座」なんて切り抜きにくい文字の並びにしなきゃヨカッタ... と若干の後悔。外形のうち、特に凹の部分がカッターの刃が奥まで届かず、切りにくいのだ。おおざっぱに切り取り、細かいところは省略せざるを得ないが、まぁ雰囲気重視で。

Img_3448.jpg

切り抜いた文字は、そのままだと断面がいかにもな感じで白く目立つので、着色をする。だが、液体の塗料だと染み込みで台無しになる心配があったので、同系色のパステルを擦り付けておいた。実はこの工作、カットに失敗して一度は制作を諦めかけたが、一週間おいてモチベーションと集中力(と視力)を復活させた上での2回目のチャレンジ。

Img_3470.jpg

何とか形になったら、同じ文字をプリントした台紙の上にボンドで固着して完成となる。アーケード屋根に設置後は、文字の下に軽くサビだれの表現も忘れずに(これがやりたかった 笑)。ついでに、看板を照らす照明装置と、柱には電気メーターを追加しておいた。

Dscn4638.jpg

Dscn4469.jpgちなみにお隣の洋菓子店ビルも、さりげなく壁面広告が増えたり、屋上が微妙にバージョンアップしていたりする。初期に作ったストラクチャーは、後半のものと比較するとどうしてもちょっとチープに見えてしまうのでね...。

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