2018年7月27日

☆ 訪問記(2)

訪問記第2回を公開します。今回は一部に、極私的なエピソードが含まれていたりいなかったり...(笑)

しもてつ乗換駅の風情(2)

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ゲートを潜り、人通りの多い広場を離れて駅ビル脇から続く路地へと足を踏み入れ、短い坂道を下る。「この奥は子供にはちょっと入りづらい雰囲気だったな...」Kは小さい頃、よくこの道を通ったものだった。「ん?前とちょっと変わった?」以前は坂道の下に小川(というかドブ川)が流れていて、そこを小さな橋で渡ったが、今は橋が無く、上からコンクリートで蓋をされてしまったようだ。そしてそのすぐ脇には忽然と小さなお地蔵さんが立っていた。「かわいいお地蔵さんが...。前からあったかな?」

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2018年7月21日

サイドストーリー(2)

サイドストーリー、2つ目です。

青砥ヶ谷駅ビル

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本日は、青砥ヶ谷駅ビル「リブリ」のご紹介です。地上6階建てで地下フロアは無し、屋上は非開放となっています。駅表玄関も兼ねたビルですので、特徴として1~3階までは大部分の床面積を駅施設が占め、商店スペースは階段脇や裏手など、最低限の小規模なものとなっています。

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2018年7月20日

サイドストーリー(1)

訪問記第2回の前に、短編のサイドストーリーを2つほど挟みます。とりあえず1編目。

駅前バス停と本屋さん

最近整備された小さな駅前ロータリー、元々は個人商店などが集まっていた所を整理して無理に作ったもんだからとても狭い。その結果として、乗り入れるバスは小型でここを転回可能なサイズに限定される事となったが、現在は大手電鉄系統のものと他に第3セクターのコミュニティバスの2社で運行されている。地域の足として、地元の人には下駄代わりのようなう感覚で便利に利用されており、キャパは少ないものの至って好評のようだ。停留所名はそのものズバリで「青砥ヶ谷駅前」となっている。

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2018年7月15日

☆ 訪問記(1)

お待たせしました、訪問記第1回の公開です。

しもてつ乗換駅の風情(1)

そこは快速電車が通過する、「しもてつ」本線上の小駅である。島式ホームで橋上駅舎というどこにでもありそうな平凡な駅だが、唯一つ特徴となっているのはここに小さな支線が連絡しており、乗り換え駅となっているという点だ。この支線、かつては本線と繋がっていた時代もあるのだが、今は完全に線路が分断されており、運行も線内で全く独立している。駅構内の片隅にひっそりと停車している小さな電車は、発車すると数駅を経て門前町の終点に至るようだ。

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2018年7月 7日

訪問記予告

お待たせしている訪問記ですが、既に執筆を開始しておりますので、もうしばらくお待ち下さい。内容はいつも通り、物語りに名を借りたレイアウト各所の写真紹介ですので、主人公は脈絡なくあちこち歩きまわるし、ストーリー的にも随所にほころびの見える点は、あらかじめご了承を願います。

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