2018年9月17日

サイドストーリー(11)

サイドストーリー11話は、しもてつ発行の沿線誌フリーペーパー下総Lineより抜粋

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"私の OKINI spot"

毎回、沿線で働いている素敵な方のお気に入りの場所をインタビューでお聞きしている当コーナー、今回は青砥ヶ谷駅ビルのカフェ店員、仁美さんにお話を伺いました。

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「駅売店脇のベンチ」

青砥ヶ谷駅の改札内にある売店は、ごくごく規模の小さなものだけど、通勤の行き帰りで毎日通りかかる私にとっては、大変お気に入りの場所です。壁際にあってあまり気づく人がいないんですが、あそこには窓に向かって腰掛けられる小さなベンチがあって、ちょっとしたイートイン的な使い方が出来るのが魅力。目立たないのであまり人が来ないし、目の前は大きな窓だから、街の景色を眺めながらリラックスして電車待ちのひと時を過ごす事が出来るんです。落ち着いて時間の過ごせるあのベンチは、ほんとに超貴重。

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最近は資格を取ろうと思って珈琲の勉強をしているんですが、家に帰っちゃうと、ついついダラダラして怠けてしまうから、時にはあそこで次の電車までの短時間に、集中して勉強本を開くなんて事もあります。普段はボーっと座ってるだけなんですけどね。売店には顔馴染みのおばさんもいて、お客さんが来ない時に他愛の無い立ち話をして過ごす時間も、マッタリして好きです。私は駅ビル内のコーヒーショップで働いてますが、おばさんも私も接客業だから、色々と共通する話題、ていうかグチですかね(笑)

ss11.pngそうそう、ベンチと言えば、本店のマスターから、地下鉄になる前の水神森駅の中にも、名物ベンチがあったらしいという噂話を聞いた事があります。何が名物だったのかマスターも良く知らないそうですが、ちょっと気になります。何でも「牛乳ベンチ」と呼ぶ人もいたとかで、牛乳の様に白いんでしょうか?なんか可愛い響きですよね。いったいどんなベンチだったのか、誰か知っている人はいないかなぁ... そうだ!売店のおばさんの同僚にあの駅で働いてた人がいるかも知れないから、今度聞いてみるのもいいかもですね!

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お話好きでとってもキュートな仁美さん、ベンチの謎解きが出来るといいですね!何かご存知の方は、編集部まで情報をお寄せ下さい。お便りお待ちしております。

コメント(2)

下総LINE 編集部 御中
水神森駅のベンチの件ですが、Y印牛乳がスポンサーの青いベンチがありました。
普段は反対側を向いているのですが、固定されていなくて、回転できるようになっていて、逆向きにして座って電車を眺めることができたのです。
 そういえば、昔、地下鉄になる前の水神森駅の中の椅子に座っていて、つい眠ってしまって、不思議な夢を見たことがあったのです・・・。

って私が書いても良かったのでしょうか?

ペンネーム:武蔵駅探さんからお便りをいただきました。なるほど、そんな不思議なベンチがあったのですねぇ。今も残っていたら、編集部でもぜひ特集記事を組みたいところですが…。仁美さんにお伝えしますね。情報をお寄せいただき、ありがとうございました。

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