2017年10月 7日

横丁の建物:雑居ビル(2)

部品の切り出しを始めたのが9月中旬だから、もうそろそろ工期一ヶ月にならんとしている。時間のかかっている理由の一つは小物の制作、例によってどうでもいいようなものをチマチマと作り込んでいるからだ。

Img_2909.jpgまずはこれ、ビーズを糸に仮通しして赤く塗装を施しているところ。リンゴ?... にしてはデカ過ぎ、正解は赤提灯である(手前はシャープペンの芯)。昨今、小物は「こばる」のアクセサリーキットに頼ってしまう事が多く、提灯もLED点灯可能なものが製品化されている位だが、ここは潔く自作といこう。

Img_2912.jpg固定は透明プラ板に接着して、ビル1階の軒下に貼り付け。ビーズ玉の適度なバラつき具合が、開いたり閉じたりしている提灯に見えなくもない。

Dscn3876.jpg小物のもう一つはこの写真、ビルオーナーの趣味(!?)による温室を屋上に設ける。モデルはこちらの家庭用温室B1型をベースとし、適当に切り詰める形でコンパクトにアレンジした。工法は駅ホーム上の待合室と同様、プラ板に銀テープ貼りである。

Dscn3875.jpg中に入れる植物はコースターフやミニネイチャーから、パキラ風の葉はペーパークラフトの型紙を極薄紙に縮小印刷して切り出している。だいぶオーバースケールだが、これ一本で単調さをカバーしてくれる。鉢やプランターはプラ丸棒やアングル材の加工だ。

コメントする

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL: