八百屋
駅前のアーケードにある、限りなくオンボロな見かけの八百屋さん。並んでる野菜の量はそれほど多くないけど、新鮮だし種類が豊富。それに何と言ったって店主のおじさんが親切で、食べ方とか色々教えてくれるから私はいつもここで買う!
そんな近所のお客さん達の声が聞こえて来そうな店... を目指して工作していたのだが、2週間あまりを要してようやく完成した。時間がかかったのは見てのとおり、数多く乱雑に置かれている野菜と段ボール箱の工作による所が大だ。レイアウトモジュール端部の目立つ場所にあって、しかもカット模型で店内が丸見えなのでちょっと手抜きし難いのが要因である。
ちなみに、Nゲージやってる人ならご存じの通り、建物の実際の大きさはこんなもん。写真は日光を求めてベランダで写しているが、風に飛ばされるので指で押さえつつの撮影だ。
横方向からもうワンショット。野菜は紙粘土から、段ボールは実物通りの型紙をプリンタで印刷したもの。もちろん肉眼ではとても無理なので、作業にあたっては前に購入した ヘッドルーペ を装着し、ピンセットで組み立てている。但し店奥に積んである段ボールは一体で、書き割り風に2面のみ作って折り曲げただけだ。
店名は「八百万」...まで見えるが、"やおよろず" と読んでは畏れ多い。"やおまん"商店?商事?か何かだろうか。外壁は例によって、残った龍角散の微細粉末を筆で擦り込み、埃っぽい感じを出している。
側面は隣のビルとの間になってしまい殆ど見えないので、あまり作り込んではいない。殺風景なので畳んだ段ボールを添えてみたが、本当は水道を引いた野菜の洗い場なんかがあっても良さそうだ。
相変わらず凄いですね!。
まさに昭和30年代頃の八百屋さんです!。
コカコーラではなく、ペプシと言うのも泣かせますね!。
Posted by 泥沼沈太郎 at 2017年5月 4日 10:38 | 返信
H.Kuma様。GWいかがお過ごしでしょうか?
おお!この背景!! 私が幼稚園の頃に母に連れられて夕食の買い物に出かけて、母が八百屋で野菜を物色している時に私はといえば・・?真隣の国鉄のワイヤー踏切の警報機が鳴り響く横のコンクリートの柵の横で電車を見放題見ていましたよ(笑) 八百屋はまさにこの雰囲気で藁のカゴの金銭入れでも一部にはプラ製のカゴが混在しました。八百屋ならではの「らぁっしぁい!! らぁっしぁい!!」の売り込みの声が聞こえてくる感じですね。
Posted by ちーたま at 2017年5月 4日 11:39 | 返信
コメントありがとうございます。
>泥沼さん
この看板、実はモデルがありまして、京急六浦駅近くの八百屋さんのを
元に店名など若干変えて加工したものです。ストリートビューにも写って
ますが、なかなか良い枯れ具合で感動もんです。
>ちーたまさん
いいですよねぇ、こういうお店。
で、呼び込むおじさんが結構なダミ声だったりして。
釣銭入れのカゴも作ろうと思ってたんですが、店が半分なので
狭くてぶら下げる場所が無くなってしまいました(笑
Posted by H.Kuma at 2017年5月 4日 21:29 | 返信
凄いですね!
Nゲージのストラクチャでここまで細かく作れるとは。
始めの写真を見てどこかの八百屋取材の写真かと思いました。
Posted by katsu at 2017年5月 5日 21:35 | 返信
katsuさん、コメントありがとうございます。
この一棟限定の工作なので、少し頑張ってみました。
とても量産する気力はありませんが…笑
Posted by H.Kuma at 2017年5月 6日 00:16 | 返信
これまたすごいですね。
八百屋さんというとあのちびまる子ちゃんの作者が、モデルとなった自宅が八百屋だったのですが、野菜を描くのが面倒ということで、家が八百屋になるのは却下されたというような話を思い出しました。長ネギ、スイカ、芋、1つ1つの野菜の再現には感服しました。居住スペースの子供部屋にある、amazonから送られてきた青いものはプラレールでしょうか?
Posted by musashimarumaru at 2017年5月 6日 20:41 | 返信
コメントありがとうございます。
プラレール、そうですそうです!
さすがにあの小ささではレールっぽくならなかったですが、分かっていただけて嬉しいです。
この部屋の住人、小さい頃買ってもらえなかったプラレール、バイトで稼いだ小遣いでプラレールアドバンスのこまちセットを買った、という背景を想像しつつ置いてみました。
Posted by H.Kuma at 2017年5月 7日 08:22 | 返信