簡単に作れるとか言っておきながら、実は3回も作り直しているのだった。左端が初作で、見ての通り全体に雑だし奥行きが浅過ぎた。次の2作目はそこそこ形になったが、ティッシュに絵の具を塗って作ったカーテンの色が暗すぎて目立たない。一番右が最後の採用作である。

2作目までは切り抜いた型紙を折り曲げ方式で作っていたが、採用作はこの写真の様に5面を一度バラバラにして、木工用ボンドで芋付けとした。折り曲げだとどうしても角が甘くなってしまうので、フィレットが付いている自販機にはいいが、この物件だと角ばっている方が「らしく」見えるからだ。