樹木の作成
樹木類の作成はいつも悩む所だ。過去にもタオル地、おが屑、スポンジ、スチールたわし、ナイロンたわし、ライケン、等色々の素材を試して来たが、幹を作るのはどうも面倒でなるべく避けて来た。かと言って市販の樹木キットを買うのも何か悔しいので、買い物の折などに台所用品コーナーを覗いては材料を物色する日々で、何とか自然な感じの出る物は無いかと常々考えている。
それで今回試した物の一つ目、コゲとり専用のナイロンたわし。これを適度にちぎってほぐし、茶色のスプレーで幹っぽくならないか試してみた。普通のナイロンたわしに比べてはるかに粗目なので、小さな潅木程度なら表現出来そうな気がしたのだ。
二つ目は最近ポピュラーなドライフラワー。良く使われるのはカスミソウだが、地元で入手出来なかったので私が購入したのは「セサミブルーム」900円。名前の通り、先端にセサミのような粒々があるので、それはちぎって枝ぶりだけを使う。
それぞれ木工用ボンドの水溶液を付けた後、ターフやコースターフ等をまぶして仕上げる。上がドライフラワー、下がコゲ取りたわし製だが、出来上がってみると、やっぱり太い幹は別途根元の部分だけ別材料で作った方が良さそうだ。今回も納得の行く出来ではないが、まぁ見られない程の事もないかな。元々緑のあまり多いタイプのセクションでもないので、その辺の所はごまかしがきくとも言えるか。
ところで、ターフの類は何故かいっぱい頂いた物を持っているのだが、しまっている箱の底の方にある種類のはどうしても埋もれてしまって使わない傾向がある。なもんで、最近タッパー(4個100円)に入れてより取り見取り状態にしたんだが、さすがにこれだけの種類(これ以外にフォーリッジ、フォーリッジクラスターも有り)を使いきるような場面は当分出て来ないだろう。いゃ、もし出て来たとしても、使いわけられるだけの技量があるかというと甚だ疑わしいのではあるが。
参考リンク:
http://blog.joukeikobo.com/?eid=545548
コメント
こんばんは。
樹木ですか。いろいろ悩みますよねぇ~。
私の場合(HOゲージですが)は、弊ブログでも記事を載せていますが、「カスミソウ+ほぐしたフォーリッジ」で作成しています。
出来上がりの見た目は、まぁ合格点を上げられるレベルなのですが、手間が掛かるのが欠点です。
タッパは、私もターフ等の入れ物に使ってますヨ!
投稿者: さとし | 2006年10月 9日 23:50
ドライフラワーの樹木は実感的ですね、こげ取り用たわしの方は目が粗いですから、葉の隙間越しの撮影が出来そうです。
タッパのターフ入れは便利ですね、なが鉄では、大きな袋に詰め込んだままですので底の方に何があるか不明ですから採用必須です(笑)
投稿者: 甚六郎 | 2006年10月10日 03:06
私もタッパーは使っていますよ。
ていうか、何でもかんでもタッパーに押し込んでいます。
パウダーをブレンドする時にはタッパーに入れてごしょごしょとかき回すと良い感じになり重宝しています。
しかしドライフラワーの木は良い感じですね!これでも納得されないというのはさすがですね。
投稿者: syonanmodel | 2006年10月10日 14:15
さとしさん、こんばんは。
私も出来ればカスミソウ使いたかったんですけどね。お花屋さんかどっか探してみれば良かったかな。HOだと私も、この組み合わせがベストに思えます。
天ヶ谷鉄道さんは、何度かサイトに訪問させて頂いております(庶茂内さん経由だったかな?)。とても実感的なセクションで、サイズは違えど色々と参考になります。
投稿者: H.Kuma | 2006年10月10日 23:14
甚六郎さん、コメントどうもです。
樹木をいかにリアルに仕上げるかは、やはり葉っぱのスケ具合ですね。どうも私の場合はゴチャっと付け過ぎてしまっていてダメなようです。
投稿者: H.Kuma | 2006年10月10日 23:16
syonanmodelさん、こんばんは。
皆さんやっぱりタッパーはご愛用なんですね。
最近は100均で安価に手に入るんで、色々と便利ですね。
ドライフラワーは今回初体験だったんで、もう少し研究する必要がありそうです。
投稿者: H.Kuma | 2006年10月10日 23:18
ついこの間私も樹木を立て始めたんですが、KATOのキット物です。
ぼってりしてるので葉っぱと葉っぱの間から車両が透けて見えるという夢は砕けました。おりを見てやり直そうと思いますがその時はドライフラワー作戦で行ってみます。
投稿者: りょう | 2006年10月12日 00:40
りょうさん、コメント感謝です。
植林の様子、拝見しておりますですよ。
どうしてどうして、大変実感的だと思います。
シースルー化?(^^;)は、我々みんなの共通の課題ですね。
何か良い方法を見付けたら、ぜひ共有したいと思います。
投稿者: H.Kuma | 2006年10月12日 22:01
こんばんは。
樹木のシースルー化ですが、私の場合は、「枝を長く、さらに細かく枝分かれさせ、葉は枝の先端近くだけに付ける」という方法を採っています。
(弊ブログの2006年4月~5月の記事の写真を見てみて下さい。)
枝をよく見せた方が、リアルに感じます。HOとNでは見え方が違うかもしれませんけどネ。
投稿者: さとし | 2006年10月13日 00:24
さとしさん作成の物は、すけ具合がすごくいいですね。
私もこんな感じを目指したかったんですが、やはり技量の差でしょうかね。
次からは「葉は枝の先端近くだけに付ける」を心がけたいです。
投稿者: H.Kuma | 2006年10月13日 19:55
すいません、自分のブログでこの記事を紹介したく、トラックバックしようとしたのですが、イマイチ使い方が分からず、なぜか、こちらの記事に自分の紹介が載ってしまいました。すいません。
投稿者: kazu | 2006年10月26日 08:51
kazuさん、こんばんは。
トラックバックってそういうもんですので、お気になさらずに。
私の記事を読んで、樹木に関してもっと情報が欲しいと思った方が、続けて kazuさんの記事も読めるというメリットがあります。
そういえば確か、私もkazuさんの所にトラックバックさせて頂いた事もありました。
投稿者: H.Kuma | 2006年10月26日 22:10