2006年7月but_s_l.gif [ メイン ] but_s_r.gif2006年9月

2006年8月18日

商業ビルを建てる

更新の方はサボっていたが、お盆休みの間でだいぶ進展をみた。前々回の写真に組立て中の姿がチラっと写っているが、変電設備お隣の敷地には商業ビルが完成。これは、GMの3階建て商業ビルのキットを若干加工したものだが、加工といっても屋上に階段室を設けたぐらいで、その他は素組みに近い。
sect94.jpg

模型の場合一番目立つのは屋上なので、やはりこの辺は多少作り込んでおかないといけない。ということで、真鍮線を素材にして物干し台を製作。竿の方は「軽くてサビやキズに強いステンレス製物干し」の3m仕様を想定し、0.3Φ洋白線を使用。これを20mmにちょんぎって、両端を溶きパテにドブ浸けしてキャップの表現をしている。ぶら下がってる洗濯物は極薄紙(窓ガラス用プラ板の保護紙)を適当に切り、木工用ボンドの水溶液に浸した後、竿に干した。こんな光景を、脇を行く高架線上の電車内から見かけた事はないだろうか?
sect95.jpg

さてビル内は誰に貸し出そうか色々と迷った挙句、結局ここの大店子としては予備校が収まった模様。そしてその脇は細めの車道を設置するので、型紙を切り抜いて位置関係を調整中の図。ここは駅から受講生の通って来る道となるが、歩道を設けるほどの幅も交通量もないので、路側帯で済ましてしまう事にした(既に完成済なので次エントリにて紹介予定)。
sect96.jpg

2006年8月19日

奥手エリア完成

というわけで、駅より奥手のエリアはほぼ完成。とりいそぎ車両を乗せて記念写真をば… ってこればっか(^^;) その後の施工物は、道路とその隣の荒地、ビル前の砂利道および枕木の鉄道柵ってな具合。線路の右手は未着手でガランとしてるし、架線柱もまだ無いので空が広いな。

(クリックで拡大)

このうち鉄道柵は少しくたびれた感じを出したかったので、プラの製品は使わずにあえてバルサから角材を切り出して自作にtry。写真は製作中の場面だが、カッターの背中で角を少ししごいた角材を塗装した後、コンクリ柵の製品を大きさの目安にしてカット。ウェザリングは例によって使い古しの龍角散の缶に入れてシェイクし、粉っぽい感じを出した。それを地面の上に直接木工用ボンドで固定し、固着後に瞬間接着剤で細目の糸を貼り付けて出来上がり。
sect98.jpg

今回のエリア全体を眺めて見る。この柵のダレた風情は、やはりプラ製で出すのは難しいだろうと思う。後ろの高架下を抜けて行く道路も(焦点あってないけど)、目出度く開通している。
sect99.jpg

あ、そうそう、ビルの屋上サインをまだお目にかけてなかった。本体にあまりひねりは無いが、プラ板とシール印刷で作成したもの。あと、自発光しない看板は夜間に照らす照明が必要で、これをプラ棒と真鍮線で作り込んでみた。背面を支えるトラスは、プラント工場キットで余ってた部品の流用だ。
sect100.jpg