上野の東京都美術館で開催中の ミロ展 に行って来ました。なかなかのボリュームで、空いている平日にじっくりゆっくりと充実した時間を過ごせました。一部のエリアは写真撮影も可になっていましたが、私はこの目で見て印象に残せれば充分なので、特に館内で写真は撮りません。

今回チケットレス入場だったので、ご参考まで手元にあった過去の入場券を。これは、今は無き船橋西武美術館で開館1周年記念として1979年10月19日~11月14日の会期で開催された、「ジョアン・ミロ絵画展」~躍動する生命の讃歌~ のものです。

この前年に開館した船橋西武美術館、初回の美術展に行って感想アンケートに答えたら、その後律儀にも毎回招待券を送ってくれて、非常に有難かった思い出があります。
先日、東京駅の東京ステーションギャラリーで開催されていた Folon展「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」へ行って来た(既に会期は終了)。Jean-Michel Folon は、確か中学か高校の美術の教科書に作品が載っていて、それが好きになるきっかけとなった。彼の名は知らなくとも、その作品に頻繁に登場するリトルハットマンは見かけた事があるのではないか。国内では30年ぶりの開催とかで、色々なバリエーションの作品を見る事が出来て楽しい時間だった。なかなかに希少な機会ではあったが、ショップが長蛇の列で次の用事の時間が迫っていて、図録を買えなかったのが心残りだ(その後通販で購入)。
以下、当然ながら展示室内は撮影禁止なので外部の写真のみ。

先日、上野の森美術館にて開催中の「ミラクル エッシャー展」へ行って来た。ここの美術館は初めてかな?と思っていたが、建物を見て思い出した。ちょっと前にダリ展で来た事がある場所だ。(と思って調べたら12年も前の事で驚き!)
エッシャーと言うと「だまし絵」的な作品がすぐ頭に思い浮かぶが、そこへ至る前の時代の純粋な風景画も数多く展示されており、 なかなか興味深いものがあった。それらにも、後々の作品に出て来る、あり得ない構造の建物とか迷宮となった街並みの、元となるモチーフが随所に含まれているのだ。
エッシャーの作品は一部の例外を除いて極めて小さい。それは「版画」 という制作法から来るものの様に思われるが、その分、緻密で繊細な線の組み合わせで表現された世界が私は好きである。但し、眼鏡を持参しなかったのは失敗した。
久々の美術展、東京都美術館へ行って来ました。観たのは「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」、行ったのは平日なれど、結構な混みようでした。近くの上野の森美術館で行われている「怖い絵展」が人気の様で、それとセットで訪れる人も多いみたいです。ゴッホが浮世絵に影響されていた事は知っていたものの、これほど日本の文化に対する憧憬の念が強かったとは思いませんでした。

