Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

津軽へ(4)

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9月に出かけた津軽旅、ようやく最終回となりました。五能線は当初の目論見としては「リゾートしらかみ」でスッと乗り通したかったのですが、指定がとれず止む無く普通列車でトロトロと行く事に。でも結果として印象深い旅となったので、かえってこの方が良かったのかも。途中乗り継ぎで深浦の街も(駅周辺だけですが)どんな所か知ることが出来ましたし。

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Dscn6782.jpg五所川原駅の待合室で五能線の列車を待っている時、売店の片すみでこんな地域誌を発見。隔月刊「あおもり草子」2011年6月発行のバックナンバーで、特集が「青森鉄道誌」。え?鉄道じゃなくて鉄道?と思いましたが、堂々と書いてあるから間違いでは無いようです。

中身は「青森鉄道談義」「奥羽線の開通とその変容」「青森の鉄道メモ」などなど、そしてここでも「鉄道マニアだった太宰治」のタイトルで作品「列車」の記述に触れています。

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コメント(4)

西村鉄翁 返信

津軽の旅お疲れさまでした。楽しく拝見しました。弘前の街が好きで、小生も何度か訪れています、弘前中央駅の佇まいはなんとも珍で、私には「場末のスーパーマーケット」にしか見えません。また、黒石駅の周辺も二つの駅を合体したためか、他所の町の駅周辺とは異質な感じです。
 私が五能線に乗ったのは、20年くらい前のことで、DLが牽く改造客車で、後尾がオープンデッキになった列車でした。
寝台急行が早朝の東能代に着いて、長時間待った記憶があります。今回のコースを18キップだけで乗りとおすには、「がむしゃらな若さ」が必要ですね。新幹線や在来線の特急をうまく組み込む工夫が欠かせないと思います。

H.Kuma 返信

西村鉄翁さん、コメントありがとうございます。

「場末のスーパーマーケット」、確かに!言い得て妙です。
建屋の直方体であまり飾りっけの無い造りが、そんな雰囲気を匂わすのでしょうか。
今や道路挟んで向かい側におしゃれなショッピングアベニューが出来てますんで、
その佇まいはなおさら引き立って(!?)いる状態です。

しかし20年前の五能線はオープンデッキのリゾート列車があったんですか。
海風に吹かれながらそんな客車に乗るのも(厳寒期でなければ)楽しそうですね。

katsu 返信

五能線じっくり読ませていただき私も旅した気分になりました。
深浦駅や海岸沿いを走る五能線の車窓が懐かしいな~。
五能線のハチロク客列車を撮りに行って深浦のユースホステルに泊まり、
翌朝、大雨で五能線の列車が不通となりトラック荷台に皆で乗って脱出したことがありました。
おかげで五能線を撮るどころではなかった。
車両は変われど津軽の風情は昔の儘なんでしょうね。
いいなあ~。

H.Kuma 返信

katsuさん、コメントありがとうございます。

五能線にハチロクの牽く列車はさぞ似合っていた事でしょう。
車両はディーゼルに変わりましたが、日本海の車窓はおそらく基本その頃のままではないでしょうか。
普通列車なのでゆっくりじっくりと、充分に堪能出来ました。

ところで、深浦にユースってまだあるんですかね?
そう思って検索してみたら、お寺さんがYHを兼ねていたのですね。
残念ながら、ユースとしては平成7年で休館になったという情報がありました。

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