Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

謎の田面沢駅と入間川橋梁

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東上線、入間川鉄橋付近の謎物件について、記事化しました。以前(といっても、もう 7年も前になりますが)、ボードで話題になったので気にかかっていた案件でもあります。

謎の田面沢駅と入間川橋梁

tanomo.jpg

行って来たのは 5月下旬ですが、初夏を思わせる大変暑い日で、入間川サイクリングロードの往復だけで両腕が日焼けで真っ赤になってしまいました。ページの方は今回オープンソースの cssテンプレートを使ってデザインしてみたので、いつもと少々雰囲気が変わっています。

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コメント(4)

西村鉄翁 返信

またまた面白い探訪記を有難うございます。
田面沢駅の在りかの推測ですが、h KUMAさんは築堤の上に駅があった、との前提で書かれておりますが、小生は、最初の駅は周囲の土地と同じ平面に作られ、線路の延長の際に築堤に上った、と考えると納得できる気がします。
この駅は、鉄橋工事の資材運搬が主たる目的だつたと考えれば、納得できませんか。

H.Kuma 返信

西村鉄翁さん、コメントありがとうございます。

本文をお読み頂ければわかるかと思いますが、位置については特に築堤上を前提としたような書き方はしていないつもりです。結局、場所を特定出来るような資料としては 5万図しかなく、この縮尺ではかなり大まかですので断定的な表現は出来ませんでした(公文書等をあたればわかるかも知れませんが)。

可能性として考えられるパターンを少し図解してみますと、こんな感じです。
https://hkuma.com/tsn/archives/tanomo01.gif

私としては築堤上 1. かその両サイドに逃げた地表 2. 3. の場所、あるいは少しズレますが築堤手前の 4. あたりかと考えていました。

もしも地図位置が正確だとすれば 1. の築堤上か、翁さんの仰るその直下の地平 5. となるわけですが、5. については線路延長時に一回駅を取り払って築堤及び 2箇所の跨道橋を構築する必要があり、その間の運休期間が生じるので少々無理があるかなぁと思っています。でも工事主目的の駅だったとしたら、それもありかも知れないですね。

西村鉄翁 返信

たびたびお邪魔します。
田面沢駅の謎を追いかけて、時刻表を開いてみました。
大正4年3月号によれば、1日8往復の設定で、上りは1番列車は川越町発他は田面沢発で、下りは最終列車が川越町止まりで、他は田面沢行きです。
下り列車の川越町ー田面沢間の所要時間は全て4分です。
対して、上り列車の両駅の発時刻を見ると、8ないし10分の間隔をとつた設定です。
こうなると、上りの田面沢ー川越町は、推進運転で川越町駅で機関車付け替えの可能性が強いと思われます。

H.Kuma 返信

なるほど、時刻表の発車時間で追いかけるという手がありましたね。
これを見ると確かに、川越町駅で機関車の付け替えをしていた可能性は高そうです。
情報ありがとうございました。

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