Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

へるん先生の汽車旅行

へるん先生とはハーン先生のこと、つまりラフカディオ・ハーン(小泉八雲)である。執筆者が元鉄道ジャーナル社の芦原伸氏との事で、面白い汽車旅の記述が読めると思って購入した。が、見事に裏切られた。

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実歴 阿房列車先生

平山三郎氏の著作。阿房列車愛読者にはお馴染みですよね、かの百閒先生の無用な旅のお供、良き相棒を務めたヒマラヤ山系氏。氏は先生の書籍校正者としての側面も持っています。本書は、ちょっと本人の記述と百閒の著作からの引用部分が入り混じって読みづらい部分はあるのだけれど、安房列車を読んでいれば大体分別はつきます。曖昧模糊とした山系氏の「はぁ」の返答、それがその時々において何を意味するところだったのか、とか、色々と裏事情が判明して面白いです。

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書籍購入

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東京郊外電車ハイキング
期待して購入しましたが、東京西郊の私鉄が中心ですね。東方面の京成とか東武は少ししか出て来ないのが残念。やはりこの時代にカメラを持って趣味の撮影に出かけられるのは、その沿線に住み比較的生活に余裕のある一部の富裕層?なのかなあと思い知らされます。ともあれ、他の地域に関しては貴重な写真のオンパレードで見応えあります。

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夏休み用に

文庫を購入。例によって夏休み用のSFものだが、創元SF文庫の「星を継ぐもの」は既に読み始めていて、なかなか惹き込まれるものがある。もう一冊のハヤカワ文庫SF「ソラリス」は今さらの感もあるが、映画しか観た事がなかったので原作に興味があって購入した次第。夏はSFだ!なのだが、夏休みのしゅくだいとして読書感想文を書く予定は今のところ無い(笑

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続 書籍購入

連休中の空き時間に読もうと思って購入(結局読めずにこれから)。一冊は久々の内田百閒先生で「蓬莱島余談」、台湾訪問に纏わる文章あれやこれやで主には客船航路の乗車記である。もう一冊「廃線紀行」の方だが、ノンフィクション作家である梯久美子(かけはしくみこ)氏の著書であり、いわゆる鉄道随筆家によるものとは一線を画する... と聞いて購入してみた次第。

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