Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

トレイン・トレイン・トレイン

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新京成沿線が舞台の小説と聞いて、珍しいので買って読んでみた。こういう設定だとどうしても、あの、映画にもなった有川浩氏の小説「阪急電車」が思い出されるが、読みだしてみるとそれはいい意味で裏切られる。(以下、若干ネタバレ含む)

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トレイン・トレイン・トレイン 駆け込み乗車、お疲れさまです」 蓮見仁/文芸社

冒頭の章で、新京成について、著者のありとあらゆるトリビアが一通り披露されている。え!?、小説でなくてこれは鉄ネタ本?と一瞬思ってしまう位だが、実はそこからもうストーリーは始まっているのだ。展開もなかなか良く練られているが、私にとって一つ残念だったのは全編で舞台が松戸寄りなのである。

新京成は、ちょうど分水嶺を堺にして太平洋と日本海に注ぎ込む川が分かれるように、利用者の流れが津田沼圏と松戸圏に二分されている。ちょっとした買い物で津田沼へ出るか、あるいは松戸か、さらに都心方面への通勤で総武線を使うのか常磐線か、によるのである。その分水嶺はおそらく、全26駅の中間である鎌ヶ谷大仏と初富の間あたりではないかと思う。

私は高根公団が最寄りだったので、どちらかと言うと津田沼圏が身近で、初富から先はあまり馴染みがないのだ。というわけで、沿線の色々な場所は出て来るが、今一つ感情移入出来なかったのが残念だ。松戸圏の人にはお勧めである。

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コメント(2)

初富1号踏切 返信

初富駅が最寄りのわたしは、東京(秋葉原、極々希に新宿)へ出るときは新鎌ケ谷から船橋へ、東京(上野、極々希に池袋)へ出るときは初富駅から松戸を利用します。

鎌ヶ谷市内では最寄り駅によって、船橋派、柏派、松戸派、津田沼派に分かれます。

H.Kuma 返信

初富1号踏切さん、コメントありがとうございます。
都内の行先によってルートが違うって事は、やはりこのあたりが分水嶺となりそうですね。
他にも細かく言うと、武蔵野線や北総線、東葉高速など、色々と選択肢はありそうです。
新京成と野田線は以前は同駅乗換がなくて不便でしたね。

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