八高線金子駅の改札を出て、駅前を東飯能方面へ少し進むとその道路はやがて左に曲がり、駅構内から出て来た線路と踏切で交差します。その踏切の手前に、右手へと急坂を降りてゆく車の通れない小径があり、そこを下るとちょっとした渓谷をなす霞川を小さな橋で渡ります。
渡った先が以前は見通しの良い一面の草っぱらで、その中に一本の大樹が何かのシンボルのように立っていました。八高線の方は、この霞川の段丘を高度を維持しつつ草原の横を築堤で渡って行くので、それを背景とするなかなか素敵な構図が拝めたものです。
八高線金子駅の改札を出て、駅前を東飯能方面へ少し進むとその道路はやがて左に曲がり、駅構内から出て来た線路と踏切で交差します。その踏切の手前に、右手へと急坂を降りてゆく車の通れない小径があり、そこを下るとちょっとした渓谷をなす霞川を小さな橋で渡ります。
渡った先が以前は見通しの良い一面の草っぱらで、その中に一本の大樹が何かのシンボルのように立っていました。八高線の方は、この霞川の段丘を高度を維持しつつ草原の横を築堤で渡って行くので、それを背景とするなかなか素敵な構図が拝めたものです。
写真は以前より Albumページにも掲載していますが、1995年頃にここで撮影したスナップショットです。まだ電化前で首都圏色の気動車が最後の活躍をしていた頃の時代、八高線もこの樹の周囲もじつに長閑な空気が流れていました。
今回は、この金子駅近くにある印象的な大樹のその後について、少々書いてみたいと思います。題して「金子の大樹の物語」... ではどうぞ。
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