一つのジャンルになってくれれば嬉しいけど、まだまだ一般うけはちょっと難しいだろうなぁ。何せ冒頭から、鉄道会社を擬人化して、東急の侍たちとJR軍が争うってんだから、なかなかに濃い噺です。
それぞれに東急各線の特色が出ていて、また助太刀に西武新宿線や京成・京急が出て来るあたりも心得ていて、マニア心を擽ります。
読んでみて自分としては想像より面白かったですが、こういうのはやはり実際に高座へ足を運ばないと、微妙な機微は伝わって来ないのでしょうねぇ。
鉄道落語―東西の噺家4人によるニューウェーブ宣言
(交通新聞社新書)
古今亭駒次
・鉄道戦国絵巻
・都電物語
柳家小ゑん
・鉄の男
・恨みの碓氷峠
桂しん吉
・若旦那とわいらとエクスプレス
・鉄道スナック
桂梅團治
・切符
・鉄道親子
ヶ太郎 返信
続けてお邪魔しまーす。
先日、出版と関連した落語会を、
上野で聴いてきました。
駒次くん「都電物語」
小ゑん師「鉄の男」
高座は同書のうち二席でしたが、
いゃぁ~、実にマニアックでした。
客席にいた3割ほどの女性客は、
どれほど理解できたのか…。
でもかなりウケていました。
落語に限らず、
近ごろのお笑い系ライブを観ると、
鉄分の濃い藝人も少なくないようです。
よろしければ、ぜひナマで♪
H.Kuma 返信
おぉ、ヶ太郎さんあたりひょっとして… と思ってましたが、やはり聴かれてましたか。
さすがですなぁ。私も機会があれば、ぜひ行ってみたいと思います。
駒次さん、若いだけあってFacebookもブログもお持ちのようですね。