Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

久々の模型ネタ?

最近とんとご無沙汰の模型方面だが、以前作ったNゲージの小セクションについて、先日とある方からメールを頂いた。

私はこのセクションの区画の中に「珈琲煎香」という喫茶店を作ったのであるが、奇遇な事に同じ名前の実在の店のご主人からのお便りだった。最初、私は店の名前を決める際に(万が一迷惑がかかってしまうといけないと思い)一通りネット上で検索をかけてみたのだが、同名を使っている豆販売店は存在したものの喫茶店らしきものは無かったので、安心して採用したという経緯がある。でも、実際にはネットの検索に引っかからないだけで、そういう名前の喫茶店はあったのである。

正直言えば、「専科」に引っ掛けて焙煎の「煎」に香りの「香」を当てはめるなんてのは容易に考え付きそうな名前なので、実際どこかにあるだろうな、とは思っていた。でも、まさかそこのお店の方が私の文章を読んでくれて、おまけに感想までしたためて頂けるなんて思ってもみなかったので、ちょっと驚くと同時に感激した次第である。

そしてさらに驚きだったのが、お店の立地環境が私のセクションに(そのままではないにしろ)酷似していた事だ。場所は伏せるがある地方私鉄の駅前にあって、お隣は居酒屋さんらしい。で、駅は(地下でなく)高架化される計画があり、お店も工事区域にかかるので、近く取り壊されて仮店舗に移転となるそうな。最終的には高架下のテナントに入るのだが、その場所で長い事店を営んでおられたわけで、私の模型設定と同じく非常に愛着のある建物だっただけに感慨深いものがあるという。

外観もGMキット改造のあの看板建築に驚くほど良く似ているので、今のうちにぜひ一度珈琲を味わいに来て欲しいとのお誘いを頂いている。とても光栄なので私もお邪魔したいと思っているが、日帰りするにはギリギリの距離、一泊程度で何か廃線探訪と組み合わせて実行出来ないかと、色々画策している最中である。

…なんてサイドストーリーの番外四月一日編をここでやってるのは、模型本格復帰への前触れではないので悪しからずご了承を。でもどこかほんとうにこんなお店があったなら、そして見ておられるお店の方がいらしたら(なわけないか ^^;)、ぜひぜひお便りを頂戴したく思います。以上、新カメラの練習を兼ねて久方ぶりにセクションの撮影を行なったので、ストーリー(もちろんフィクションです)を添えてみました。

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コメント(7)

ヶ太郎 返信

お見事~~~☆彡☆彡☆彡
う~~~ん、、、してやられましたぁ~♪
でもすっごく素敵なストーリーでした。

Jパパ 返信

なんとっ!再開!とぬか喜びさせていただきました。4月1日ですもんね!朝早い更新に完敗です…。

H.Kuma 返信

ヶ太郎さん、Jパパさん、反応して頂いて感謝します(^^;)

模型再開についてですが、実は密かにあるブツを手配しかかっとります。
大したもんじゃないので、本格復帰とまでは言えませんが…。

いや、これはエープリルフールじゃなくホントの話。
但し、サイズは1/150では無いのですけどもね。

musashimarumaru 返信

いやぁ、完全にひっかかってしまいましたね~。偶然の一致に感動したりして。  外観も驚くほど似ているというところで、さすがにそれはないだろうとわかった次第です。
えっ復帰ですか! 1/150でないとすると”U9”でしょうか? 逆に大きくなって?

H.Kuma 返信

musashimarumaruさん、コメントありがとうございます。

Under9は魅力ですが、今手配しているのは16番、いゃ今回に限っては「HOゲージ」という呼び方を正々堂々と使えるかも知れません。というか、スケールなんかは超越した、どうでもいい出来上がりになりそうな予感も…(^^;)

こんな勿体ぶった書き方をすると凄い物をが出来そうな感じもしてしまいそうですが、ほんの些細な気休め程度ですので、あまり期待されませんよう。

musashimarumaru 返信

HOゲージなのですね。(16番との違いも、あまりよくわからないのですが…。)
ところで、「珈琲煎香」の隣の「角打ち」の「下戸酒店」の方は、実在しているようですね。びっくり。

H.Kuma 返信

あ、間違った。
「HOゲージ」でなく、「HOスケール」と言うのが正しいかも。
種明かしはそのうちに…

「下戸酒店」は実在するみたいで、私もビックリでした。

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