「谷津遊園めもりぃず」に、あーたんさんの証言 を追加しました。
閉園後、徐々に撤去されて行く観覧車の櫓を見ていた小学校の窓… なんだかジワリと心に響きますね。谷津遊園が一望出来る丘の上の小学校というと、あぁ、あそこかなーと何となく思い出します。
谷津遊園での楽しかった一日を終えて乗り込んだ下りの京成電車が走り出すと、車窓右手に一瞬海が見え、その後高台の上に建つ学校の校舎が視界に入ります。私のは埋め立ての進む以前の記憶ですが、きっとその頃は谷津遊園も東京湾の眺めも良い学校だったのでしょうね。
そんな事を思いながらネットをさまよっていたら、自分の卒業した小学校のサイトに行き当たりました。
懐かしい気持ちで眺めていると、表紙に「閉校のご挨拶」という一文が掲げられていたのです。今年の3月いっぱいで他校に統合されたそうです。ショックでした。
大規模団地の外れに開校し、住民の増加と共に生徒が急速に増えたマンモス校。一時は学年に12あまりも学級が出来、校舎に収容しきれずにプレハブの仮設教室が何棟も並び、校庭をグルリと一周取り囲んでいたものです。
そんな賑やかだった学校も、団地世帯の老齢化と共に生徒は減り続けたようで、2006年度の新入生は僅か3名。そしてついにこの春、団地中央部の小学校に統合される形で、その歴史に幕をおろしました。
卒業記念にみんなで作り、校庭に残して来たトーテムポールはもう無くなってしまったのかな…
七会 静 返信
私の小学校はまだありますが、みんなで作った卒業記念はタイルのモザイク壁画でした。
都内では小中学校の統廃合が進んでいますが、卒業記念のことは気がつきませんでした。
校庭に埋めたタイムカプセルとか、みんなで作った記念品とかが無くなるというのは、寂しいことですね。
トーテムポールも、統合された学校の校庭の片隅にでも、残っているといいですね。
H.Kuma 返信
七会さん、コメントありがとうございます。
そのトーテムポールは丸太をベースに彫刻して、上からペンキで塗っただけのものだったような気がします。それからもう何十年も経っているので、傷みがひどくて残ってないでしょうね、きっと。
その後の時代はタイムカプセルが流行りましたが、埋めたはいいが掘り返す期日を決めてなかったりして、そのまま地中にあるのも少なからずあるのではないでしょうか。でもその方が夢があって、かえっていいのかも知れませんね。