Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

銚子電鉄

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最初に窮状を知ったのは魔人booさんの Blogで、だったかな。

既に既存メディアやネット上でも大きな話題となっていますが、千葉出身者としては銚子電鉄には一方ならぬ思いがあります。昔まだ、色が京成の青電と同じ車両が走っている頃、あれに乗って仲間とキャンプに行きました。どこだか忘れましたが、外川のあたりでテント張って、海水浴で真っ黒になった思い出もあります。


(1998年頃の外川駅 何とも言えない風情)

それで、少しじゃ返って発送の手間を増やすだけかな…と危惧しながらも結局一袋(^^;)でネット購入を申し込んだのですが、やはり注文殺到のようで、まぁ到着を気長に待つ事にしましょうか。

職員の皆さんの「何とか走らせたい」という思いが伝わる告知でしたが、今回はとりあえず乗り切れたとしても先行きの不安は残りますね。車両以外でも、線路の保守や保安設備の改善など、まだまだ色々と課題はありそうです。ほんとうは鉄道事業で主だった収益を上げられるのが健全な姿でしょうけど、サイドビジネスがそれを支えるってのもこれからはありなのかも知れません。(他の会社が二番煎じをやったらどう受け入れられるのかは、気になるところですが。)

車両も駅もWebサイトも手造り感いっぱいな所が、きっと皆の共感を呼ぶのでしょう。過去に事故も事件もありましたが、それを払拭してますよね。しかし同情票ばかりじゃなく、実際にぬれ煎餅が美味しいからあれだけ売れるのだと思います。以前銚子に行って買った時は、普段塩分控えめな私にはちょっとしょっぱ過ぎるかなと感じたのですが、最近は味にも工夫がされてるという話も聞きますんでね。

あぁ、書いてると早く食べたくなって来た。
そのうち又、ブラリと乗りに行ってみましょうかね。

参考リンク:

銚子電鉄

銚子電鉄オンラインショップ

職員の方(?)のブログ

昼下がりの港町(私の探訪記)

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コメント(9)

Mujina 返信

銚子にお住まいの方のホームページのキリバンを踏んで、濡れ煎を送っていただたいのが最初の出会いです。かなり前のことになります。今では運賃収入より煎餅の売り上げの方が倍程度大きいと知りビックリでした。頑張って欲しいと思います。

H.Kuma 返信

Mujinaさん、こんにちは。

濡れ煎は一度食べてしまうと結構クセになりますね。
あの醤油の香りと意外なかみ心地が何ともタマランです。

やんぴー 返信

どうもこんばんは
現在テレビ等の効果で注文殺到で生産が追いつかない状態です。
多分到着は来年になりますが気長に待てばおいしさ倍増ですね。

全国の方が地元の小さな私鉄のために支援してくださって感動しました。

味の濃くないうすむらさきもありますのでそちらも是非

H.Kuma 返信

やんぴーさん、地元でしたっけね。
そうか、味の薄いのは「うすむらさき」ってのを頼めば良かったんですね。
今回は普通味のを注文してしまいましたが、では次はそっちのを試してみましょう。

ぼうず 返信

銚子電鉄は千葉県でも貴重なローカル私鉄ですから、なんとか息を吹き返してもらいたいですね。
ぬれ煎といえば犬吠駅が真っ先に思い浮かびます。現地では売ってるのでしょうか?今週は113追いかけに行っちゃったけど、近いうちに行こうかと思ってます。

H.Kuma 返信

銚子駅と犬吠駅でなら売っているのではないでしょうか。
ここんとこは売り切れてしまうケースも多そうですけども。
一番いいのは本社のある仲ノ町駅に行く事かな。

流山、いすみなんかも状況は厳しそうですね。

mac 返信

銚子は持ちこたえているなぁ、と感じでいたのですが、やっぱり台所事情は相当苦しかったんですね。頑張って欲しいものです。

ぼうず 返信

いすみは結構人が乗ってる気がします。や、儲かってるかどうかは知りませんが。
流山電鉄はまだ見に行ってないんですよね。何故か足が向かないんだよなぁ(^^;

H.Kuma 返信

>mac さん

やっぱり前社長の1億円横領が、きいちゃってますよねぇ。
あの規模の鉄道じゃ、ボディブローというかノックアウトに近い状態ですよね。
何とか回収出来ないもんなんだろうか。

>ぼうずさん

いすみ鉄道は結構乗ってますか。それは少し安心材料ですね。
でもあそこの車両はもうそろそろ寿命を迎える時期とかいう話もあったような。
何か手配はついたんでしょうかね。

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