Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

東芝青梅跡地

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2017年に解体された東芝青梅工場跡地に流通センターの建設が進んでいる。施設名称は「Landport青梅」と言い、既に1棟目は2018年末に完成して供用が開始された。ここは日野自動車が車両パーツセンターとして運用している。

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現在は2棟目の「Landport青梅Ⅱ」及び3棟目の「Landport青梅Ⅲ(仮称)」の建設が進んでいるが、現場で目を引くのがこの巨大なクレーン。道路向かいの7階建て集合住宅よりはるかに高く聳える姿は、重機マニアでなくともそそられる光景だ。

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下の写真は旧正門付近で撮ったものだが、この1台は特に歩道にごく近い場所で作業をしているので、脇を通る時は少し身の危険を感じ、ついつい速足で通過してしまう。こうして写真でじっくり見て分かるのは、バランスをとる為のカウンターウエイト(後部の黒い物体)の巨大さだ。

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そして、良く見るとクローラー(いわゆるキャタピラー)が付いているので、移動式クレーンである事が分かる。もちろんこれで公道は走れないだろうし、構内で移動する際もアームは畳むのだろうが。あと、全体が大きいからキャブが異常に小さく見える。

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こちらは裏手の旧北門付近の現状。左が既に日野が使用開始している「Landport青梅Ⅰ」右は工事中の「Landport青梅Ⅱ」だが、もう外装はあらかた出来上がっているようである。東芝時代は低層だったが、今度は高さのある3階建てなので、日陰が多くなってしまった。夏場はいいが、冬はちょっと寒い(笑)

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しかしあの広大な敷地が、巨大な直方体の建物3棟だけでほぼ埋め尽くされてしまうわけで、考えてみるとなかなかに凄いプロジェクトではある。

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