Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

鉄道が変えた社寺参詣

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色々と飛び込み仕事が入ってしまって記事の公開が思うに任せませんが、年内にもう一編位は何とかしたいと思いますのでよろしくお願いします。以下、とりあえず最近購入した本のご紹介を。

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「鉄道が変えた社寺参詣」
~ 初詣は鉄道とともに生まれ育った ~
平山昇著
交通新聞社新書

正月休みに初詣に出かける方も多いかと思います。この「初詣」という慣習、古来からある伝統的なものかと思っていましたが、意外にも明治期以降に流行り出した、それも鉄道が主体となって発展したものであるというのが新しい発見でした。

特に当時の官営鉄道と私鉄が競合した場合にそのサービス合戦からの乗客増が顕著で、例えば川崎大師や成田山、伊勢神宮などがその代表例として挙げられています。元々は年が明けて元旦に行なう恵方詣りが起源とされていますが、鉄道会社が乗客誘致合戦を繰り広げた結果、その年の「恵方」とは関係ない社寺へも詣でに行くようになったようです。

参考リンク:

http://kirakuann.exblog.jp/17369208/

http://wroad.blog62.fc2.com/blog-entry-386.html

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