Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

津軽へ

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さてさて、今年の夏旅は例年より若干遅くなりましたが、行って来ました津軽まで。えーとえーと、実に色々乗って食べて巡り合って、充実した旅だったのです。何からお話しして良いやら。ちゃんとした記事は執筆予定ですが、以下とりあえずダイジェストとして写真を何枚か。


dscn6453.jpg旅立ちはやはりこれしかありません。「あけぼの」が発車する上野駅地上13番線ホームは、いつ来ても独特の雰囲気。発車前のひとときは乗る人、撮る人、見送る人がホームに入り乱れ、一昔前のターミナル風景に思いを巡らします。牽引機が晴れがましいEF65等ではなくEF64なのも、北へ向かうこの列車には似合っているような気がします。

Dscn6544.jpg弘前では今回の主たる目的、弘南鉄道の弘南線と大鰐線に乗りました。残念ながら始終端駅以外で乗り降りする時間的余裕は無かったですが、平日昼間を選んだので日常の車内風景を存分に見ることが出来ました。譲渡時期が早かったせいか東急製の銀電車が非冷房なのは計算外でしたが、田園を行く風を開け放した窓から受けつつ電車に乗るのは久し振りの感触で新鮮でした。

Dscn6577.jpg津軽鉄道は観光客で一杯でしたが、アテンダントさんの乗客へのケアにおもてなしの心を感じました。私含め一人旅も多かったんですが、全ての乗客に言葉をかけてくれるのは素晴らしい対応です。写真はこの日乗務されていたメグリさんご本人の了解も頂いたので掲載します。津軽中里まで行って折り返したのは私のみ、沿線の美味しい物など発車待ちの車内でも色々と教えてもらいました。

Dscn6695.jpg五能線はリゾートしらかみの席がとれず残念でしたが、その分ローカル列車で旅情を満喫出来ました。一部で団体客とかち合ってザワザワした区間があったものの、乗継の深浦ではあり余り過ぎる(!?)時間を活用し、海岸で海を見ながらゆっくりとお昼を食べました。深浦から先で車窓を流れる海岸の絶景は、これまで乗った路線の中では五能線が一番ですネ。

他、大鰐温泉の地域交流センター「鰐come」へ寄ったり、金木では斜陽館を見学し、夜は五所川原にある立佞武多の館で「けの汁」という津軽の料理も頂いて来ました。色々とありました旅の顛末に興味のある方は、旅行記の方をお待ち頂ければと...

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