Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

久留里線

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冬の18きっぷ旅、3回目は船橋の実家へ帰省がてら少し寄り道をしてみましょう。行き先は房総で唯一未乗だった久留里線。近場なれど朝いちで起き出して房総入りし、木更津発9:14の列車に乗ります。これを逃すと終点での折り返し時間が長すぎて持て余してしまうのでね。

Dscn4445.jpg木更津駅にて。この日の運用はキハ37+38の2両編成。乗り込んだキハ38は八高線から嫁いで行った車両ですね、お懐かしや。


Dscn4451.jpg車窓は木更津から東横田駅までの田園風景、そこから南に向きを変えて平山駅あたりまでの里山風景、そして最後の区間は山中を行くという感じで短いトンネルもあります。写真で勾配の向こうが平坦になってますが、そこが終点の上総亀山駅です。



Dscn4452.jpg駅構内が見えて来ました。いい感じの構内配線、こういうの見るとレイアウトにしたくなる。お!ホーム上で駅長さんかな?直立して列車の到着をお出迎え。ぽっぽやの世界ですねぇ。



Dscn4453.jpg上総亀山駅で降りたのは5~6人でしたが、殆どみんな同業者のようでした。私は一人、駅前の道路を構内の外れに向かって歩き出し、これを撮りに来ました。この先、大原へと繋がる筈だった線路は、ついに建設されないまま終わったわけですね。



Dscn4454.jpg終端部から駅構内を望みます。他の皆さんは駅前でたむろしたり、構内で写真を撮ったりしています。



Dscn4460.jpgこぢんまりした駅舎。改札の向こうには折り返す列車がドアを開けて待っています。



Dscn4461.jpg駅前には商店が一軒。正月でお休みのようですが、普段はシャッターが開いているのかな。



Dscn4462.jpg駅舎側にホームは無いので、改札を抜けると構内踏切を渡って島式のホームへ上がって行きます。行きはキハ38の3ドア車だったので、帰りはキハ37に乗ってみましょう。こちらは2ドアなので、ドア間のロングシートがほんとーに長いです。



Dscn4470.jpg木更津駅まで戻って来ました。久留里線は実にノンビリゆっくりと走ります。最高速度65km/hとの事ですが、そんなに早くどこかで走ったかな?と思ってしまう位。国鉄色のキハ35はこの日は出番が無いようで、車庫で憩っておりました。



Dscn4472.jpgさて時間もまだ早いし、もう少し寄り道をしてから帰りましょう。やって来た内房線普通電車に乗り、館山を経て久々に安房鴨川へと向かいます。この日の内房線、タコ糸が架線にからまったとかで、10分ほど遅れていました。お正月っぽいですね。



Dscn4473.jpg海が遠くなったり近くなったり、ロングシートから真正面に眺める向こう側の車窓もなかなか良いもので。あちらのおじさんも各駅停車旅のご様子。しかしすれ違う電車も209系ばかりになりましたね。



Dscn4478.jpg安房鴨川から勝浦までは定番のこの列車。18きっぷで乗れる特急車両も今やE257系です。正面はショボイけど、車内はさすがに特急グレード。それも束の間30分ほどで追い出され、勝浦からは落差激しく(でも昨今貴重な)113系で帰って来ました。



といったようなことで、今年もあいかわらずのマイペースですがよろしくお付き合いのほどを...

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コメント(2)

ジャンポールエドモント 返信

ひょんなことからブログを拝見させていただきました。

当方は自転車乗りの一員として昨年夏からはまった初心者です。

実は今年の正月3日にこの久留里線を利用して、仲間と南房総を走ってきたところです。ちょうど1年前の写真とはいえ、共感を覚えついコメントしてしまった次第です。

浦安に住んで10年ほどですが、昨年は都内各所を走りました。
早く暖かくなったら、特に東京西部を中心に開拓したいと思っています。

特にお勧めスポットなどありましたら情報提供いただけると幸いです。

H.Kuma 返信

ジャンポールエドモントさん、コメントありがとうございます。
奇遇?ですね。
私が久留里線に乗りに行ったのもちょうど1年前の正月3日です。
お読み頂いたように、この時は18きっぷ旅だったので自転車は持って行かなかったんですが、房総の林道はだいぶ昔に館山あたりを走った事があります。
http://hkuma.com/bike/nanbou01.html

西多摩の方も、オンロードから峠越え、はたまた自転車担いで山登りなど、自転車向きのコースが色々とありますョ。
本館の方の BikePage「パスハン漂流記」あたりをご覧頂くと、多少参考になるかも知れません。
良いサイクルライフを!

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