Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

千葉のC57

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千葉に蒸気機関車が走ったあの日、今から35年前の事です。

1972年、鉄道100年を記念して総武本線、成田線を「なつかしのSL列車」が走りました。機関車は貴婦人と呼ばれた C57のトップナンバー。そう、SL山口号として活躍の C571ですね。この1号機は1949~1954年までの間、千葉機関区に配属されましたが、その後新潟方面に転属し羽越本線等を走っていました。


(千葉駅を出発し高架線を行く)

この、写真で見てもわかるそのピカピカのボディは何故か? 実は千葉での運転が行なわれる直前には、新潟でお召し列車を牽引しているのです。そしてこの千葉での列車牽引の任務を終えた後は、そのまま梅小路に回送され、動態保存されました。


(復路を走破して千葉駅ホームに到着)

その後山口線に復活したのはご存知の通りですが、新潟時代には急行「日本海」牽引中に土砂崩れで脱線大破し、その後修復されたとの事。生涯のうちに奇跡の復活を2度も遂げているのですね、この機関車。

千葉で D51運転のニュースに接し、こんな写真の事を思い出しました。

関連リンク
http://d.hatena.ne.jp/shikibee/20070208/1170930743

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