普通の鉄道ネタ本?っと思って読み始めたが、いや、なかなかにお話の奥が深い。
ちょっと今までにはお目にかかった事のない切り口で、様々な鉄道に関する話題を展開して行くのが新鮮だ。
------------------------------------------------
鉄道ひとつばなし
原 武史 (著)
講談社現代新書 (2003/09)
¥777 (税込)
ISBN : 4061496808
------------------------------------------------
それもそのはず、作者の原武史さんは政治思想史を専門とする大学教授。
曰く、鉄道の発展と太陽暦の関係は?、鉄道マニアは何故男性が大多数なのか、京王線が大国魂神社の参道を横切れた理由は。。。
思考的にちょっと偏ってるんじゃ?と思わせる部分が無いでもないが、これまで読んだ事もないような話の展開に思わず惹き付けられてしまう。
鉄道雑学ものは読み飽きたなぁ、と思う方にはお奨めの一冊。
コメントする