Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

鉄モノ3冊

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20090624.jpg鉄モノ3冊を購入。文庫1冊に新書が2冊、文庫の方は関川夏央氏の「汽車旅放浪記」です。関川氏ってかなりの鉄道マニアなんですね、知りませんでした。何せ5歳の頃に母と長岡から東京へ向かう旅程で、当時もう既にループトンネルを知っててそれを楽しみにしてたなんていうから筋金入りかな? その上越線や房総横断、津軽、樺太などの旅をしつつ縁の文学作品をなぞります。後半は宮脇氏、漱石、百閒などの話も。特に百閒先生の色々な「事情」が書かれているのは目から鱗でした。

新書の方はどちらもこれから読み始めるところですが、片方はご存知今尾恵介さんの「線路を楽しむ鉄道学」、新ネタが多いとの書評があったので買ってみました。もう一冊は題名に惹かれてですが「幻の北海道殖民軌道を訪ねる」田沼健治氏。殖民軌道跡を自転車で巡った記録、っていうんだからこれはもうほっとけない(笑)

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コメント(2)

西村鉄翁 返信

いつもお世話様です。汽車旅放浪記は小生も買いました。「新潮45」に2年程前に連載され、そのとき読みました、文体が独特で1年位続いたのを通してしまい、また、今回の文庫も求めました。
気をつけないと、地の文と引用が混じり合う様です。

H.Kuma 返信

西村鉄翁さん、こんばんは。

確かに引用の仕方が少々紛らわしい感じですね。
でも読んでるとそれが何だか心地よい混乱を招いて、これはあえて
狙ってやってるんだろうか… とか、ちょっと思ってみたりもしています。

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