Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

鉄道新世紀

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寝る前に布団の中で本を読むのがなかば習慣化しているのですが、本と言ったって様々で、時には雑誌をパラパラとめくる程度の事もあります。手持ちがない場合は書棚から古い本を当てずっぽうに引っ張り出して来たりもしますが、先日読んだのがJTBの「旅」で、たまたま10年前の物でした。特集タイトルが「鉄道新世紀」。

改めて読み返してみるとこの1997年は鉄道にとって実に色々とあった年で、まずは表紙になっている500系により山陽新幹線で時速300km運転が開始され、東北では秋田新幹線「こまち」が登場。また長野オリンピックに合わせて長野新幹線の開業、またそれと同時に信越本線の難所、横軽区間が廃止されました。

在来線では上越方面の北越急行が永年の願いがかなって開通に漕ぎ着け、後にこの区間での最高速度160km/h運転を実現しています。また北海道では石勝線・根室本線の高速化工事が完了、新型振子式気動車の「スーパーおおぞら」が札幌~釧路間の到達時間を大幅に短縮と、枚挙にいとまがありません。

JR発足10周年のこの年、ダイヤ改正の時刻表を見るのもさぞや楽しみだった事でしょう。そういえば今から10年前のこの時代は、まだまだ書籍としての「時刻表」も鉄道旅行には欠かせない重要な情報源でしたね。

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コメント(2)

西村鉄翁 返信

お久しぶりです。
列挙された出来事はいずれも、つい昨日のような気がしてますが、早いものです。しかし、この間に着実に年齢を重ねたのも事実でして、月並みながら「月日の経つのは早いものだ」と妙に感じ入りました。

H.Kuma 返信

西村鉄翁さん、ご無沙汰です。

これらがもう10年前なんて、早いですね。
私もそんなに経っているなんて思いませんでした。
500系は第一線を退くのが早くて、少々不憫に思います。

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