Rail & Bikes editorial postscript  ~ 鉄路と自転車な日々@東京西郊 ~

福島まで

  • 投稿日:
  • Category:

首都が大停電に見舞われた昨日、ギリギリの時間帯に停電エリアを脱出した私は、水郡線経由で福島まで日帰りして来ました。いや実際、戻って来るまでそんな事が起きているとはつゆ知らず…、帰りの武蔵野線の中で向かいの乗客が広げる夕刊の「東京大停電」の文字も「何だそれ?」ってな感じで眺めてました。

さてこの日の主な目的は未乗の水郡線と、福島の地方ローカル福島交通飯坂線。特に飯坂線は、現在製作中セクションのヒントになる部分もあるかな?と期待しつつ訪れたのですが、思いの他近代化されててびっくりでした。ここもご他聞にもれず東急のステンレスカーが活躍していますが、各駅もそれに呼応して小ぎれいになってますね。

写真は福島駅ですが、JR線側に阿武隈急行(あぶきゅう?)、駅前広場側に福島交通飯坂線(いいでん?)が一つのホームをこじんまりと共有してます。
fukushima1.jpg

こちらは飯坂温泉駅。観光地らしく、乗降分離の頭端式ホームに2両連結の電車が静々と入線して来ます。意外だったのはこの終点に向かって最後の2駅区間ぐらいは下り勾配になっている点。飯坂温泉駅は河岸の段丘下にホームがある形で、その上に駅舎の出入口があって道路と同一面になってました。
fukushima2.jpg

折り返しで時間があったので温泉街を少しブラブラしましたが、お盆休み中とは言え、真っ昼間のこの時間帯では人影も絶えて閑散としていました。
fukushima3.jpg

参考リンク http://mikkagashi.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_dcd6.html

トラックバック(0)

コメント(4)

ヶ太郎 返信

水郡線で日帰り旅ですか~!
できるんですね。
一度は乗ってみたい路線です。

福島の飯坂温泉は、
一度訪ねたことがあります。
観光客はほとんど見かけませんでした。
その昔は栄えていたそうですね。
地元の人は、
「財布に効く温泉」
と言っておりました。

H.Kuma 返信

ヶ太郎さん、こんばんは。

水郡線の事あまり書いてなかったですね。
学生の頃、友人達と奥久慈渓谷にキャンプに行った事があって、水戸から途中の西金駅までは乗車区間でした。
その時の印象では割と地味な沿線風景かな?と思っていたんですが、なかなかどうしてその先はダイナミックな世界。
久慈川を右へ左へと渡り返し、鉄橋とトンネルの繰り返しで、開業年度の割には結構リッチな線路の引き方をしているという感じです。
そういえば今この線を走っているキハ110系は、年明け頃には新型のキハE130系に置き換えられるみたいですね。

mac 返信

福島で育った僕にとっては懐かしい風景です。(と言っても阿武急)は昔はありませんでしたけど。
阿武隈急行は「あぶきゅう」と言いますが、飯坂西線は「いいざかでんしゃ」か「ふくこう」ですかねぇ。もう随分乗ってません。
観光客はクルマで来ますし、通勤というか通学路線ですね。
車輌も全部東急の譲渡車輌になってしまいました。オリジナルのクルマも味があってよかったんですけど。

H.Kuma 返信

macさん、福島ご出身でしたか。「ふくこう」ですか、なるほどね。
電車はワンマン運転でしたが、休日だからなのか、車内で切符を売るためにもう一人乗務されてました。
桜水駅あたりで旧型車でも見られるかなーと思ってましたが、倉庫がわりらしき灰色に塗られた車体が一つあるだけで残念。
福島駅でお土産に「ままどおる」と「エキソンパイ」を買って来ましたが、家族になかなか好評でした。

コメントする