高架線開通
バラストを整えつつ、二晩ほどじっくり寝かせて乾かすとようやく固着したので、次はウェザリングにかかる。こげ茶色の塗料をシンナーで薄く溶いたものを、シャブシャブとレールの近傍を中心に筆で大まかに塗って行った。使ったバラストの元色が茶系だったので、逆に道床の端部は薄い灰色で色を戻しておいたが、全体として割と使い込まれた印象になった。そろそろバラスト入れ替え間近といった感じだろうか。
ところで、写真撮影用に205系をクハだけ購入。ここんところは私鉄型のキットばかり作っていたので、Nゲージで完成車、しかも国鉄型車両が新規入線したのは実に中学生以来ではなかろうか。出来上がった線路上に置いてみると、程よい狭軌感が出てちょっとムフフな気分だ。もちろん、下回りは無改造なので脱線状態で乗せてあるだけだが、なんかNjの世界に魅了されてしまったようで、そのうちZゲージの線路でも集めだすかも知れない。
線路脇の小物類は自作した。距離標はバルサ材から切り出した木片を白塗装し、表面にはプリンタでシール印刷した極小文字を貼り付けている。ATS地上子はGM製の物が手元にあったが、ちとタイプが古いようなのでプラ板から自分で削り出して作った。
とういわけで、全体はこんな感じ。架線柱は高架キットに付属のものをそのまま塗装して据付てある。これで完成… と思いきや、あや、高架下がまだ空き地のままだった。