警報機&遮断機の完成状態。上写真の左端は前作の物だが、そこからの違いとしては、斜行する道路に沿わせるように警報機の向きを斜めにしている点。あと、パーツについては遮断桿を0.1mm細くして0.4mmの真鍮線を使用している(おかげでマスキングテープ巻くのに難儀したが)。
警報機塗装
一通りパーツの切り出しが済んだら、塗装の準備にかかる。下地処理ののち、まずは全体にイエローを塗布。写真左上の完成品は、お手本として使用した前作で作った時のものである。
下は一見、塗装完了のように見えるが、まだマスキングを終えただけの状態。黄色地に黄色いマスキングテープで確認が困難だったので、テープをマジックで黒く塗ってから貼った。なので、全体に黒を吹き付けてテープを剥がせば、これの逆転リバース状態となる。
踏切警報機
続いて踏切警報機の制作に取り掛かる。GMキットからの改造方法は前回とほぼ一緒なので割愛するが、プラ板の端材を探っていたらその中に、警報灯に取付穴を開ける為の簡易治具が残っていた。物持ちがいいというか何というか(笑)、せっかくなのでそのまま再利用させてもらう。
写真手前の白いプラ板がそれで、灯具の断面型に合わせて切り抜いた所へパーツを嵌め込んで固定し、ピンバイスでΦ0.4mmの小穴を開けるのだ。
参道の設置
準備の完了した参道パーツをモジュール上に貼り付けてゆく。この参道は道幅が狭いので一方通行にしようかとも考えたが、色々と設定上の制約が出て来るので見送ることに。あるいは時間指定にしても良いかも知れないが、その場合は後でどこかに標識を立てておけば良いだろう。
舗装面ウェザリング
べた塗りそのままだと単調なので、舗装面にウェザリングを施す。濃いグレーと白を疎らに吹き付けるスプラッシュ塗装を行ない、仕上げとしてTAMIYAのスミ入れ塗料(黒)をさらに薄く溶いたものをランダムに溝へと流し込んだ。これで道が屈曲している箇所の継ぎ目も目立たなくなったが、さらに繋ぎ線上にマンホール(写真を印刷してポンチ穴に埋め込んだだけ)を配して胡麻化してある。あとはマスキングして白線を入れれば、これで設置可能な状態となった。