植物の紹介
本体の方はだいたい出来上がったので、全体像をご覧いただきたい。仮植えの時とは植物の配置が若干変化し、種類も増えた。シーナリィに設定は特にないが、雰囲気としては欧州のどこかリゾート地ぐらいの感じだろうか。人も植物もなかなかワンサカ盛りだくさんの寄せ植え状態となっている。ハイドロカルチャーにはあまり詳しくないのだが大丈夫だろうか、この先。育て方もネットで色々と勉強しなくてはいけないな。
では、今回チョイスした植物をご参考まで。中央に植わっているのはアジアンタム・フリッツルーシー。葉っぱが小さめで、木漏れ日が感じよく地面に抜けそうだったので植えてみた。
その下や奥の三角地帯で苔状に見えるのはソレイロリア・グリーン。こちらは地面を覆うように伸びるので、茂みを表すのにはちょうどいいと思う。
手前のコーナーにはアスパラガス。これのドライフラワーを樹木素材として加工し、レイアウトに植える人もいるので、地面派にはわりとお馴染みの観葉植物だ。浅いライム色が明るくて綺麗、細かい枝葉が繊細でまた模型向きと言えるだろう。
こちらはチャメドリア・エレガンス。「テーブルヤシ」の仲間と言った方が知名度があって、呼び方としては通りがいいのかも知れない。葉の位置が高いので、このパイクでは高木に見立てて植えてみた。
これらライブな植物の良さは、やっぱり実感的な事が一番だろう。もちろんスケール的には全然合ってないが、列車が通過すると葉が揺れるとか、その隙間から向こうの景色が見えるとか、そんな「風」や「空気」を感じられる所がとても良い。それに、どれも一鉢100~150円位で購入出来るので、市販のレイアウト用樹木なんかと比べてもはるかにコストパフォーマンスが高そうだ。しかも、うまく育てれば大きくなったり増えたりもする(かも知れない)。
ちなみにここまでの写真は撮影用に窓辺に持ち出したもので、普段は直射日光のあたらないこんな場所に置いてある。
さて造成作業も一段落したが、あと2~3回更新して終わりとしたい。