高架上は JRの線路である。下総快速の路線系は1,435mmの標準軌だが、JRは狭軌。で、その差を表現しようという事で、またもやこんな手のかかるお仕事を始めてしまっている。
こういった場合、Zゲージの線路を使うのが一般的なようだが、私の場合は入手しにくいし、PECOのPC枕木フレキも手元にあったので、これを切り詰めて軌間1,067÷150=7mm程にし、使用する事にした。上の写真のように枕木の真ん中を2mm程切り取って短縮した後、突合わせて路盤上に貼り、継ぎ目はパテで埋めて目立たなくする(右端の線路は加工前の状態)。まぁ、実際に車両の走るものではないんで、精度に関してはお気楽である。
高架桁に取り付けた後は面倒な砂利散布。KATOのバラスト(淡黄色細目)を撒いて整え、例によって霧吹きをして湿らせた後、木工用ボンドの水割りを根気良くスポイトでたらして行く。一度乾燥したが、液が浸透しやすいように混ぜた中性洗剤が多過ぎたのか、なかなか固まらずに難儀中の図。
まだ細かい所の修正前だが、ざっとこんな感じに出来つつある。この後さらに砂利を整えて、錆鉄色の汚しにかかる予定。苦労して作った狭軌表現だが、隣に比較対象の標準軌が並ばないとあまり有り難味が出ないような気も…