門前町にある、電停のような小駅を作ります

マンホール改善

道路にリアルな白線を引いたところで、写真に写り込むマンホールが簡易的過ぎて、比較するとチープに感じ出した。何しろ実物のマンホール写真をシール用紙に印刷し、貼り付けただけなのだから。

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そこで状況を改善すべく、改良工事に着手する。といってもこれはと言える工法を確立しているわけではないので、多分に実験的な試みである。まずはシールを剥がし、そのあたりをΦ4mmのドリルで座繰って凹みを作る。そこへマンホールの蓋を嵌め込むわけだが...

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薬局裏手道路の改良

年明け最初の工作は、前々から気になっていたこのエリア。薬局裏手に当たる線路際の路地だが、どうもモジュールからはみ出しているのでこれだけではちょっとみ道路らしさに欠ける。そこで追加工作として、路側帯の白線を入れる事にした。白線の塗装はエアブラシだとこの状態ではマスキングが大掛かりになってしまうので、筆塗りで行なうことに。

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工法としては、まず、白線の目標となる位置に1mm幅のカラーテープを貼り、その両サイドにも同じテープを沿わせ、中央を剥がして残りがマスキング状態となるようにする。

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その中央部を、濃いめに溶いた水彩絵の具の白を含ませた腰の強めな筆で擦って行く。こうすると、引き立てピカピカの白線でなく、少し年季の入ったものを表現出来る、と考えた。

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絵の具が乾燥したら両サイドのマスキングテープを剥がせば、老朽白線の出来上がりである。水彩なので食み出したら水で拭き取れば良いし、全体のやり直しも効くので工作としては至って気楽に出来る。

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街灯類&樹木の設置

さて街灯の設置であるが、追加工作した電柱は元の位置に再固定し、町内地図はその隣へ配置。コンクリ塀の前にこれらが並ぶと、役者が揃ってとても渋い眺めになる。

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補充分の樹木は書店駐車場下のこの位置に植えて緑地帯風にしたが、実質は手入れが行き届かず足元に雑草が生えまくっているようだ。丸いタイプの街灯はその駐車場の隅っこに設置してある。

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もう一つの街灯はホーム正面の道路脇に植え込んだ。ここはホームの灯があるから照明は不要そうでもあるが、終電後は暗くなってしまうからあってもおかしくは無いだろう。

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街灯類

Img_3894.jpg引き続いて路地の街灯類を自作。参道の飾り街路灯とは異なり、こちらは街角の路地に似合うノーマルなタイプ。この時代だから、まだLED化はされていない蛍光灯の世界だ。

素材は支柱部分がΦ1mmのプラ丸棒、蛍光灯の造作は円筒形タイプはΦ2mmのプラ棒に屋根を乗せたもの、直線タイプの方は0.75mm角棒や丸棒を組み合わせて接着して作ってある。

そして既存の電柱にも照明を追加、これで裏路地の暗がりもなくなり、安全になるだろう。ついでに作った左端の町内地図(住居表示街区案内板)は、0.3mm真鍮線を半田付けして組み立て、プラ板に地図を貼り付けて固定してある。

樹木補充

Img_3906.jpg植え物系という事で、この機会に樹木も少し補充する。幹の素材は主にドライフラワー(セサミブルーム)と、細かい枝部分は L-Pike で植えたアスパラガスから落ちた枯れ枝を集めてとっておいたものである。これを適度に切り継いで接着し、形を整えてベースとする。自然色のまま塗装は行なっていないが、若干の補強も兼ねて全体にフラットクリヤーを吹き付けている。

葉の方は、ミニネイチャーのシートタイプをちぎって木工用ボンドで貼り付け、一部は変化を付ける為に上から KATOのパウダーを振り掛けてある。大き目の一本には、転倒防止対策の支柱を作って取り付けてみた。

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