頭部強打　昏睡 - 自転車で痛かった話

ジークです。

オークベアさん、お久しぶりです。
10月12日の３連休でやっちゃいました。
自転車始めてから１０年目位でかな。

津久井から道志へ向かうＴ字路渡った処、斜め後ろから当たられたのです。

道志でキャンプする予定で楽しみにしてたのに行きでアウト。

事故前後の記憶はきれいに素っ飛んでおりますので、入院後の状況を細かに説明します。

事故時、脳内出血しました。
出血が多いと致命的になるため、最初の３日間ＩＣＵに収容され状況を監視されました。

心臓モニター、呼吸モニター、指の血流パルスモニターがつけられました。心臓パルス？が低くなったことが有ったので、酸素吸入がされました。

腕には点滴がつけっぱなしの状況。多分ぶどう糖と止血剤が入っていたのか？と　思います。

記憶が有るのはストレッチャーからＩＣＵのベッドに移された時からです。何が起こったのか全然判らなくＩＣＵの中って非日常的だなぁと　幾分第３者的に思っていた状況です。
（事故が起こったらしいというイメージはあるのですが、どこで何が発生したのか記憶が無い状態）
というのも頭と目に痛みがある位だったのです。

入院直後のＣＴ結果では頭蓋骨々折（ひび）、クモ膜下出血、硬膜下血腫、目のまわり打撲でした。一日目の終わりのＣＴ結果は脳内出血はかなり髄液に流されているとの事でした。

一日目の食事はとれる状況では無かったです。２日目の昼ごろから食べ始めました。一日目の夕方から目の腫れがすごくなり氷まくらで冷やしました。

看護婦さんには完全看護を受けました。常に声をかけてもらったり、しびんはもちろん、体の隅々までを拭いてもらったりしました。レーシングパンツ脱がされて病院のパンパースに代えられたのは　２日目でした。

ＩＣＵにいるときは　時々意識・判断力等のチェックの為に　名前、生年月日、今いる処、日にちを聞かれますが、日にちがいつも？でした。

無常に時間が長いのが　驚きです。普段は　あっという間に一日が過ぎますが、病院での３０分は一日程度の感覚です。何日かわからなくなります。

隣のベッドのおじさんはあの看護婦じゃなきゃ嫌だとか、好き嫌いを口にしていました。看護婦に受けがいいのは　幾分エッチな方が好いようです。
　
当日か　２日目に警察交通課の方がこられ、事故時の状況を聞かれましたが、私は全然記憶に無いと言うだけでした。事故の状況はそこで交差点を右折したところで発生と判りました。

一般病棟には３日目の午後移されましたが、大部屋でそこからは良く眠れました。

事故三日目夕方にＭＲＩ検査を受けました。
　１．一番心配な脳挫傷はなくきれいでした。
　２．脳内出血も心配なく、今後は後遺障害（３ヶ月が山。５％）に注意。
　３．ついで梗塞は一切無しとの先生のご託宣。　　　

という事で　とりあえづ安静にしていれは好いとの事で五日間で橋本の病院を退院しました。
そこは脳外科が充実していて　本当に良い病院だと思いました。脳の場合最初の緊急医療が非常に大事です。

今後発生する可能性のある障害が心配ですので地元埼玉の脳外科が有る病院へ紹介状と脳の輪切りの写真コピーをもらいました。

帰りに警察にも伺い調書を取られました。そのときに　事故の概要を聞きました。
私が交差点を曲がれると思って右折して、相手の方が左折して前方不注意でブレーキをかけたけど止まれず、車が後ろから私のバイクの後輪に衝突した事故との事でした。親御さんがご臨終で急がれていた方です。こういうときに事故も置き易いんだなとは　思いました。警察の人も田舎なのでいい感じのおじさんでした。　

家に帰ってから加害者の方から電話を頂きました。任意保険が入っていないというので　びっくりでした。
もし　一瞬ブレーキかけるのが遅れたら　間違いなく死んでいたので本当にギリギリにセーフだったと思います。

自転車は後輪がぐちゃぐちゃになっていましたけど、ポイントは一見まともに見えるカーボンのフレームが心配でした。
最近プロにチェックしてもらいましたが、大丈夫でした。

金銭上の問題については　３ヵ月たって後遺障害の状況を見て示談によることにしましたが、結局は強制保険の会社と　直にすることとなりました。

私は　不幸中のめったにない位の幸いで　軽く済みました。
殆ど同じ時期に車に当てられた自転車の女の人で　半身不随になった人がいるそうです。
３ヶ月は禁酒ですし、今年はバイクは無理ですけども　それですんで良かったです。

明日４回目のＣＴ検査に行きます。この１月半で４回ＣＴ、１回ＭＲＩという有りがたくない記録です。

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