証言42. 流れるプールで水泳の特訓

昭和３８年生まれです。
小学校4年まで谷津で育ちました。小学校は谷津小学校。
今でも叔母や従兄弟が住んでいます。
１年の遠足は当然『谷津遊園』ですね。学校から歩いていきました。まさに遠足。（と言っても１５分くらいでしょう）
駅から遊園地の入り口までは、お土産屋さん。その中のいくつかは同級生の家。確か金魚屋さんの子が居たっけ。

それから秋の写生会も谷津遊園でした。お弁当と水筒、それに写生の道具（絵の具と画板）を持って、学校から行進です。途中自分の家に立ち寄ってトイレに駆け込む友達が居たり、近所の叔母さんに手を振ったり。
写生会は主に動物を描きましたが、そこはそれ遊園地に居るわけで。遊んでばかりいて肝心のお絵かきは・・・
そう、谷津遊園の好いところは遊園地と動物園が一緒に楽しめる事。しかも今思うと、母やおばあちゃんには綺麗なバラ園もあって、正に一石二鳥ならぬ三鳥。

夏はプール。当時の谷津小にはプールが無かったので、毎年夏は谷津遊園のプールで水泳の特訓でした。で、この流れるプール、確か冬場はスケートリンクになったような気が・・・
秋は菊人形。毎年新聞屋さんから頂いた入場券で親戚総出です。親戚が３家族谷津に住んでいましたから。

遊園地の乗り物で特に記憶にあるのはいきなり海に飛び出すジェットコースターと豆電車。そして、一度も乗ったことがないヘリコプター。

それから、それから。これは遊園地の話ではありませんが、谷津干潟。未だ小学校にあがる前、従兄弟と釣りに出かけてバケツに一杯の魚を持って帰ったのを覚えています。

と、こんな自分の小学校から高校までのアルバム、写真のそのほとんどは谷津遊園で撮ったものです。