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2005年9月 Archive

証言27. 谷津の想い出(2)

  • 証言集
  • 2005-09-30
  • 谷津WB79号の坂元 さん

 谷津という場所は、想い出深い場所で記憶をたどる事は楽しみの一つなのですが,それと共にあの頃の時代がとても好きなのです。例えば、夏場であれば,蚊帳,蚊取り線香,ハエ取り紙,2B、めんこ紙芝居、等その言葉を思い出すだけで、当時の匂いまでよみがえってきます。

 商店街から谷津遊園にかけての写真が掲載されていましたが、京葉道路のガードがありましたね、あの右側の店は、ポリゴン書店となっていますが、当時は、ポリゴン薬局でした。その反対左側を少し入った所に、銭湯がありました。子供は5円か10円で入れたと思いますが,その入り口にジュース販売機があって、白いボックスの上に火星人の頭のようなかたちのガラスが乗っていてその中にオレンジジュースが噴水のように吹き上がって、天上のガラスにあたってそのガラスの内側を伝わってまたノズルから吹き上がるような仕組みで、右脇にある紙こっぷを引き抜いてから、中央のプラスチックのふたを開けて、コップをセットしてから10円を入れると、ジュースが出てくる仕組みで、今のように全自動ではないので先にお金を入れると悲惨な結果になってしまう販売機でした。

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証言26. 谷津の想い出(1)

  • 証言集
  • 2005-09-27
  • 谷津WB79号の坂元 さん

 楽しく、そして懐かしく読ませて頂きました。私は、昭和30年生まれで谷津には、2歳から11歳まですんでいました。場所は、当時は3丁目でしたが、谷津干潟の堤防の前、今は、確か谷津ハイツという団地になっている所で、むかしは公務員住宅だったのです。私にとっては、商店街も通学路で(谷津小学校)普段は、普通の生活環境でしたが、日曜日になると町が様変わりして、沢山の行楽客で商店街はあふれました。その商店街に住んでいる友達のお母さんたちも、よそ行きの化粧をして、妙によそよそしい感じがしました。

 私も当時の記憶をたどりながら遊園地に入ってみました。あのお城はワンダーランドと呼ばれいわゆる海賊島がテーマになっていました。針の山、実はゴムの三角錐が立っていて、ペコペコと踏みつけながら歩ける山で、次が地面がぐにゅぐにゅしていてあるきにくくなっていました。次は床を踏むと針のついた(例のゴム)天井が傾いてくる部屋、次が紐を引くと、窓の外から水が流れる部屋、子供ながらに、子供だましのお城である事を感じていました。城の外では、バズーカ砲があって、軟球を圧搾空気で打ち出す方式で、前方の的に当てるものでした。

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