- 証言集
- 2008-08-31
私は谷津遊園が閉園した7年後に隣りの市、船橋市に引っ越してきたので、谷津遊園には行った事がないのですが、息子の夏休みの自由研究を通し知った情報を投稿します。
谷津遊園があったころの地図を見ると遊園内に神社の記号があります。時代を遡って地図を見てみるとその辺が塩田だった頃の明治の初めには有りませんが、大正の初めのころの地図には載っているのです。その場所が塩田から遊園に変わってもずっとそこにあり続けたのです。しかし遊園がなくなってからの地図にはもうありません。遊園を閉園したと同時にどこかへ移されてしまったようでした。
私はその神社がどこに行ってしまったのか知りたくて、谷津の旧家を何軒かたずねました。そうしましたら、あるおばあさんが谷津1丁目にある丹生神社の敷地内にあると教えてくれました。そのおばあさんによると、遊園内にあった時、龍神さまといわれていてお社の前には口から水を出している龍がいたと話していました。その後丹生神社に行きましたら、うっそうとした森の中にたくさんの祠があり、一番奥に水神が祭られていました。水神は龍神ともいいますのでこの神様だと確信しました。
みなさんの中に谷津遊園内でこの神社を覚えている方がいらしゃいましたら、是非その様子を教えてください。
またなぜ海岸の端に神社がおかれたのかについては、度重なる高波による塩田の被害を守ってもらいたいという願いによるもの、また高波で神様が打ち上げられたものをそこに祀ったというものなどがあるそうです。そのことについてはまた分かりましたら投稿させていただきます。