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4.水根地区

中山で「むかし道」を離れ、最後の中山トンネルを一気に抜けると、正面にダムが見えてくる。 ちょっとした駐車場があるのでそこへ自転車を置き、青梅街道を渡って細道を水根線の裏へまわってみる。 (13)  路盤へよじ登ると、水根線の中山トンネルが無気味に口を開けていた。入口がカーブしていて中は真っ暗。こんな所へ入って行く勇気を持つ某さんはえらい。(^^;)

自転車に戻り、最後の一踏ん張り。気温が上がり、もう汗だくだく。あ... あつい。寝坊したツケがまわって来た。 お馴染みのガーター橋をくぐり(14) 、左目の端っこで水根ヤードをチラと見つつ、そのままダムサイトまで駆けあがる。 上から眺めるとヤードの形が良くわかる。(15)

あらためて水根線を観察してまわったが、思いのほか構造物が残っているのに驚いた。休止線のせいか、レールもほとんどそのままになっている様だ。 しかし、これを観光鉄道として開通させるには、多大な投資による安全対策が必要になるだろう。 そのスリルあふれる車窓を想像するに、個人的にはぜひ実現させて欲しいと願っているが、なかなかに難しいプロジェクトかも知れない。



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(写真:13)
 中山トンネルの出口付近。橋梁上は、雑草のてんこ盛り状態。
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(写真:14)
 青梅街道をオーバークロスする唯一の場所。小河内ダム直前の御馴染みの風景。
 
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(写真:15)
 ダムへ登る道から眺める。右手奥の短いトンネルを出た線路はすぐ青梅街道を越え、左手前の水根ヤード(木の陰)へと至る。

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