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2006年3月 2日

●品川の白狼 さん

お師匠様、10周年おめでとうございます。

10年ひと昔とはよく言ったもので、
お師匠様の存在を知ったのは私が就職活動で大学パソコンルームのPCをいじり始め
メール、ニュース、そしてインターネットの使い方を大体覚えたまさにそのときでした。

もともと機械には強い方だったのに、
マックのマウスにはボタンが一個しかないし
逆にUNIXマシンには3つもあってなんだかよくわからず...
まともに動かせなくてうんざりしていたのですが

「ま、興味ある内容からでも使えるようになればいいかぁ~、
コレが使えるようになるのが第一義だし~」

いい加減なのがモットーな私なのでいともたやすく方針転換し
他の生徒がイライラしながら順番待ちしている中、
あまり最優先事項とは思えないものを優先させ...

試行錯誤で当時のブラウザのモザイクもしくはネスケの2.0を立ち上げて、
ダラダラと当時住んでいた昭島の周りの鉄道を調べていたのです。

そして画面にポンと出てきた"中神駅付近の廃線の情報"を何気なく押したまさにそのとき
「そのWeb」は銅線伝いに私の目の前に飛び込んできたのでした。

「廃線に興味のある人がいる...」

その存在は鉄道マニアな子分から聞いておったのですが...
ここまで精査されている人がいるとは想像を超えるものでした。

新鮮な驚きとともに興味を覚えメールを差し上げたところ
快いお返事をいただいた覚えがあります。

その後私自身のWebの立ち上げに協力していただいたり本当にお世話になりました。
(あ...、せっかく立ち上げたWebも更新が面倒なので
表紙を残してブログに移行してしまいました。スミマセン...)

あれから10年...
私の周りでも就職、大失恋、失恋、転居、失恋、転職...色々ありました。
(失恋ばかりだけど)

ただ、もう自分のことで精一杯で目まぐるしく、
毎日を暮らしていたので時のたった実感はなかったのですが...
思い起こせば確かに10年の年月の重みを感じます。

草生していた中神の廃線もいつの間にか小奇麗な遊歩道へと生まれ変わり、
結婚できるのか心配だった重症な鉄の子分にも「私より早く」嫁さんができ、
あれよあれよという間に子供が生まれ、着実に鉄の道を歩んでおります。

これからもますますのご発展をお祈り...
したいのは山々ですが、
廃線のページが増えるのは鉄道にとっていい事なのか悪いことなのか?
非常に悩むところであります...