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　中神の引込線も半年程前までは、分岐して行くきれいなカーブの線路跡を青梅線の電車からも確認する事が出来た。ところがその後区画整理があり、青梅線に面した部分は完璧に消滅してしまった。このページを見てくれている方からもお知らせ頂いたのだが、写真が間に合わなかったのが悔やまれる。現在、民家の間の短い区間に鉄道柵が残っており、それと判る程度だ。

　しかしながら、その先の保存(放置?)状態はすこぶる良好だ。団地脇の直線区間からはしっかりとした線路も現れ、トワイライトゾ〜ンに出た写真の様に２ヶ所でバス停として活用!?までされている。やがて線路は住宅地の間に入り込み、二手に分岐。ここは、ポイントも転轍器も健在だ。どちらへ行こうか迷ったが、とりあえず左手へ進む。枕木の上を自転車で行くのはなかなかに楽しい。が、疲れる。(^^;) ゆるく右にカーブし、線路上一杯が花壇となっている地点を通過、その先で広い道路に突き当たり線路はプッツリと切れていた。

　道路の向こうが航空工廠だが、現在この広大な跡地は立川基地返還後、閉鎖されて草ぼうぼうの状態である。線路はこの先まで行っていたはずだが、見た限り敷地の中にレールは残っていない様だ。この突き当たった道路を少し南下して行くと、先程分岐したもう一方の線路がやはり道路まで達しているのに出会った。

	(写真４：左) 青梅線からの分岐地点付近。区画整理が終わり、線路跡は完璧に消滅した。
(写真５) 団地の入口あたりから線路が出現する。路面電車の専用軌道部入口という風情もある。	(写真６) 団地の脇をまっすぐと伸びてゆく。バス停やら、駐車場やらに活用？されている。
(写真７) 団地を過ぎて住宅地の中に入って来ると、すぐに分岐が現れる。鉄ならば、とりあえずポイントの向いている方へと進もう。(^^;)	(写真８) しばらく行くとレールは一度切れるが、その先でまた復活する。
(写真９) 残存部の終点にて、今来た線路を振り返るの図。ここには踏切柵も見える。 次へ	(写真10) もう一方の終点。こちらには警報標識が傾いて立っていた。

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