第1日目 (1996/11/02)
中軽井沢公民館のデキ12 |
のっけから雨だった。(;_;) 青梅から車で、関越、上信越道経由で、軽井沢入り。とりあえずお約束、中軽井沢のデキ12に会いに行く。公民館の庭先で三角屋根に守られているそれは、想像通りの小さな機関車だった。こんなものが、乗客を乗せた客車を引いて急勾配を登っていったのか。と、機関車を見下ろしながら考えた。
旧北軽井沢駅舎 ...と、隣りの建物 |
集合場所の北軽井沢のスーパー駐車場で、メンバーと顔合わせ。この日は、関東近辺の自転車乗り、男女6名が集まった。雨も止まないので今日一日は車で行動する事にして、喫茶店「麗峰」としては最近ずっと営業してない様子の北軽井沢駅舎を(噂の隣りの奇抜な建物も)見学した後、国境平の方へ行ってみる。
藪の中の線路跡 画面手前から奥へまっすぐと |
地図のT字路の場所が、実際には道なりのカーブになっておりあやうく通過する所だった。車を路肩に停めて脇の細道を入って行くと、軽井沢林道のゲートがあった。振り返ると、おぉこの薮はまさしく...。雑木林の間に塹壕状の軌道跡が続いている。「鉄」は私だけかと思ったら、さっそくみんなでそこを歩き出したのには参った。ずっと二度上駅の方まで入ってみたかったが、雨も強かったので写真だけ撮ってあきらめる。
国境平付近 |
この後、吾妻線の万座鹿沢口駅近くの山田屋温泉旅館へ、温泉に入りに行く。草軽で言うと、嬬恋の駅のあったあたりだ。昔は駅前旅館だったのだろうか。ここの温泉は、風呂のすぐ眼下を吾妻線が通っているという鉄向きのお風呂だ。露天風呂に浸かっていると列車の音がしたので、あわてて覗いてみると、新特急「草津」が通過して行った。この夜は、北軽井沢にあるメンバーの一人の別荘にお世話になった。