水神もりの物語(■第2話)but_s_lb.gif [ メイン ] but_s_rb.gif大型スクリーン

駅名標

サイドストーリー「駅名標」を掲載します。

その後、珈琲煎香のマスターからこの線の歴史について少々興味深い話を聞いた。彼も常連客のある古老からの伝聞との事だったが、その昔、この駅の表記は「水神杜(すいじんもり)」という字を使っていたそうだ。そして、そのお隣に一時期なんと「水神社(すいじんやしろ)」という小駅があったらしい。木へんで杜(もり)、示すへんで社(やしろ)だが、さすがにこれはあまりにも紛らわしい。乗客の間や社内でも混乱が日常茶飯事だった為、「杜」を「森」に改めたのだそうな。

その後、水神社(すいじんやしろ)駅の方は廃止されてしまったとかで今は存在しないが、当時「もり駅」「やしろ駅」と呼んで区別していたと言う人もこの近在には多くいるようだ。その頃の事を聞こうとしたら耳の遠いお年寄りが、「やしろえきって、あぁ、あの演歌の…」 違う!それはやしろあ…、なんて話もしていた。冗談だかホントなんだか、マスターに一杯食わされたかな?

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その水神森構内には、旧駅名時代の物件がいくつか記念碑的に残されている。入口屋根下の沿線案内図は目立つ存在なので良く知られているが、もう一つ、ホーム端の柱に一枚だけ昔の琺瑯駅名板が掲げられているのは気づく人が少ないだろう。今となっては貴重な存在だが、しかしこれ、せっかく保存されたものの、ひらがな表記なので旧駅名という事を表現出来てないというオチが付いているのだ。これについては、駅裏に昔の駅名標が保管(放置?)されているそうなので、そのうちそちらが展示されるのかも知れない。

ところで、駅名ゆかりである肝心の水神様はどこにあるかというと、元は水神社駅(さてどっちでしょう?)のすぐ近くの路地裏に小さな祠があったものの、街並みが建て込んで来ると共にあちこち移転を繰り返し、最終的にどこへ行ったかは誰も良くわかっていないという、これまたいい加減な話なのである。

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コメント

「もり駅」「やしろ駅」が目に入った瞬間に演歌の両御大が閃いた甚六郎は
古い人間なんでござんしょうかねェ~ (f^^;

おぉっ、隣に水神社駅があったのですか!やしろあ○、いや、やしろ駅と呼ばれていたのですね。なんと! びっくり。 
わんちゃんが、さりげなく登場していますね。

甚六郎さん、こんばんは。

ははは、「もり」は気が付かなかった。そういえばそうですね。さすが、甚六郎さん。そうなると「きたじま」駅がどっかにないといけないかな?

musashimarumaruさん、こんばんは。

どうも路面区間との境にあった停留所のような駅らしいのですが、詳細は不明です。
今回はワンちゃんと、さりげなくトレコレ君も出演願いました。以下、ボツ写真ですが。
http://hkuma.net/sect/secrep28b.jpg

あ゛ 「きたじま」駅が …
確かに、更に大御所でしたねぇ~ (f^^;

「東京西郊日誌」の方で、「水神社駅」廃線跡を探すポタを希望いたします!

ってか、ホントにありそうなハナシですね(^^;

なるほど。あの看板にはそうゆう深い意味があったんですね。
「水神杜」と「水神社」ですか・・・・。ややこしいですね~(^^;
水神杜駅の次は「さんどう駅」なのですね。
初めて気がつきました。

>ぼうずさん

水神社駅跡の探訪ツアーですか、いいですね。ひょっとして何かの遺構が残ってるかも。このGW中にでも行ってみるかな。

>南風さん

水神社の駅名は、musashimarumaruさんの探訪記がアイディアのオリジナルなんですが、そのままパクらせて頂きました(^^;)。次の参道駅とも近いので、不要不急が廃止理由だったのかも。

あの背景の赤いやつは、”トレコレ”だったんですね。私の方も”トラコレ”の方を購入して、赤いやつでしたが、ちょっと特殊な用途のものなのでした…。(笑)
○神社という駅を探していて、実は水神杜駅だったというのが私の探訪記でした。(使っていただき感謝します) ただ、隣に水神社駅があったとなると、私の方の探訪記も、少し話の修正が必要になってきそうで…。(笑)

「赤いやつ」、なかなか悩ましいですね。私もトレコレと一緒にワーキングビークルも買ったんですが、ちょっとこのセクションでは使いづらい物でした。「琉球セメント」の粉粒体運搬車、うーん。

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