●支線系(旅客車)
■20形:モハ26![]() モハ26 |
探訪記「第二話」に登場した幻の電車。東葛貨物線は元々東葛軌道(人車鉄道ではないです ^^;)という小私鉄だったが、これを下総快速が吸収して東葛支線として運行。その当時に活躍していた車両という事で、急遽写真撮影用にこしらえたものです。従って無動力。そもそもこのショートサイズのボギー車でも、あのパイクの車両限界は完全に突破しており、実際にはあちこちぶつかってしまってまともに走らせられません。 元々これは、GMバリエーションキットシリーズの京阪500におまけで入っていた京津線260タイプです。とりあえず練習用にボディだけ組んでみて、さらには塗装評価用に使った後、しばらくダルマ状態でそのまま寝かせてありました。これを、塗装を一旦洗い落とし、台車とパンタを買い足して仕上げてみたものです。 |
![]() 少々ウェザリング過剰 |
![]() ダルマ状態の頃 |
![]() 正面 |
![]() 側面 |
■600形:モハ607+モハ608
![]() 600形 |
軌道線の方も譲渡車がありまして、タネ車はこれまた一目瞭然の京阪600形です。殆ど素のまま組み上げましたが、思い返せばこれが私のGMキットデビュー作。 それまで16番では多少経験があったもののNゲージは完成品を購入した事しかなく、しかも十数年ぶりの再開でこのサイズでの手工作がどこまで出来るか、実験台の意味も含めてこのキットを買い求めました。 で、最初はそのまま京阪電車として完成させる予定が途中から気が変わり、下総快速の新塗装評価の意味も込めてこの色に塗り上げたというわけです。 |
![]() 前頭部 |
![]() パンタ部屋根上 |
![]() サイドビュー |
■600形(増備車):モハ609+モハ610
![]() 600形増備車 |
軌道線軽量化後の大型車対応評価用として1編成だけ増備された600形。 下回り基本構造は従来の600形そのままですが、車重による線路負担を軽減するため車体をアルミ構造、前面のみ鋼製としました。 種車は前回と同じく京阪600形ですが、GMのトータルキットは既に絶版となり無動力のディスプレイキットとして販売されている為、これをベースに鉄コレTM-20で動力化。 前面は、途中からキットに追加されたパノラミックタイプのパーツをチョイスし、従来車と変化を付け、プラ板自作のスカートも追加してあります。 |
![]() 前頭部 |
![]() サイドビュー |
![]() 試運転中の600形増備車(参道駅) |
■1500形:モハ1502+モハ1552
![]() 1500形 |
軌道線が地下化され大型車両に交代となった後、地上に一部だけ残った支線に導入されたコンパクトな連接電車。 種車はもちろん江ノ電の1500形ですが、標準塗装でなく全線開通100周年の際に姉妹提携で嵐電塗装となった姿を購入。理由は、我がしもてつの新塗装とよく似ているからですが、こうやって並べてみると、クリームとダークアイボリーの差が目立ってしまいます。 MODEMO製品は今回初めて購入しましたが、連接構造部も含めなかなか安定した構造で好感が持てる設計。走りも手持ち車両の中では非常にスムーズです。 |
![]() サイドビュー |
![]() 青砥ヶ谷駅を発車する1500形 |