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制作記その7

Oct, 2009

洗面所

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いちおう特急車両なので、洗面所の設置を忘れてはいけない。 いつも列車に乗るとトイレの有無で散々文句を言っているのは自分だ。 さて、気が付けば貫通部が広幅通路のままだったので、この状態で素直に仕切りを設けてしまうとかなり狭くなる。 ここは通路側を若干斜めにカットして室内面積の拡大を図る事にしよう。 という事で、その形状に合わせてプラ板をカットし、ブロックとして組み立てる。


トイレ部外装

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ツライチに窓埋めをしても良かったのだが、設定として後から設置されたトイレという事にして通常のサッシを嵌め殺し化。 上部窓だけ通常の透明プラ板の表面を目の細かい耐水ペーパーで荒らし、スリガラスっぽく表現した。 床下の汚水タンクは市販品を買う程でもないので、適当な余りパーツを適当に削ったりくっつけたりして適当に仕上げたものだ。


Nov, 2009

前面のドレスアップ

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前面が寂しいので少し飾りを付ける。 適当なパーツはないかと探していたら、この列車無線アンテナが目にとまった。 当社SRRでは使っていないタイプのものなので、躊躇なく活用させてもらっちゃおう。


ヘッドマーク

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アンテナの先端を飛ばさないように注意深く切り取り、プラ板製の列車名表示器両サイドに取り付けてこうやって使うのだ。 このヒゲはもう少し尖がらせたかったのだが、まぁこういう丸いのもユニークで良いだろう。 全体としては先頭部形状を殺さない程度の、ちょっと控えめな大きさのヘッドマークとした。


インレタ貼付け

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形式名は1700形、京成の開運号をちょっと意識してその100番上とした。 都合よく、過去に買った手持ちのGM製インレタに1700番台があったので、それを使う。 標準的な方法だが、使う部分を切り取り、テープでカバーして位置決めし、上から丸棒でこする。 …と、ここまでは良かったのだが、インレタが古過ぎて糊が効かず車体に全く転写しないというアクシデント発生。 さすがに保存方法が良くても、10年モノの古いのはダメかぁ。


インレタ再び

古いのは諦めて、定評あるジオマトリックスのインレタを新規に手配した。 京急の1500形用に1700番台があったのでそれを使う。 通販で数日で着荷したのだが、インレタ一枚にこの荷姿(もちろん緩衝材付き)はちょっとエコでないなー。 統一梱包が何かと効率的なのはわかるんですけどね…。 肝心の貼付けのほうだが、今度はすんなりと転写出来て綺麗に仕上がった。

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完成

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下総快速鉄道1700形
(写真提供:R&B

というわけで、もう少し手を入れたい所もあったりするが、とりあえずこれでひとまず完成~。 3両編成なので連結してみると手頃な長さで写真への収まり具合も良い感じ。 ベースとしたイメージからはだいぶかけ離れてしまったが、これはこれでありそうなデザインではなかろうか。 車両では初めてだけど、後ほど紹介ストーリーでも書いてみようかと思う。

- 制作記 おわり - 

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