神鉄:公園都市線

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一夜が明けて乗り歩き2日目。 明日は基本的に帰路の移動だけなので、乗り歩きとしては本日が最終日だ。 地下鉄で大阪駅まで行き、まずは早朝から開いている駅構内のキオスクで実家へお土産を。 発送手配が済んだら本日出番の18きっぷで改札入りし、JR宝塚線で三田まで移動する。しかし昨日は乗り換えがかなり多く、そのたびにそこそこ歩かされるので、若干足が痛い。 どうも最近買ったシューズのつま先が足形に合わず、靴擦れが生じているようである。 今日は昨日ほどではないので、なるべく足を庇いつつ行くとしよう。 ホームに上がって行くと、乗り場のホーム柵が昇降ロープ式のやつだった。 これは地元の拝島駅八高線ホームで見た事があるが、JR西と東では違いがあるのだろうか。 大阪駅から321系に乗って宝塚線に入り、30分程で三田に到着、改札を出て地上に降りれば神戸電鉄乗り場は目の前だ。

改札脇の窓口で「おもてなし切符(神鉄版)\1,200」を購入。 神戸電鉄は前回三田までは来ているが、支線となる公園都市線は未乗である。 しばらく待つとホームに入って来たのは6500系の3両編成、神鉄の最新鋭車両だ。 滑らかに発車、途中、三田線と公園都市線の分岐する横山駅までは複線で進む。 横山を出ると両線は左右に分かれ、乗っている公園都市線直通の電車は右手のトンネルに突入した。 一度出て次のトンネルが結構長く、通過するのに約1分、断面は単線分しかないがそこを抜けると敷地だけ複線分に広がった。 既にニュータウン内に入って来たらしく、切り通し状から地上に上がると線路両側は道路に囲まれている。 フラワータウン、南ウッディータウンと停車し、三田から13分程で終点のウッディタウン中央に到着した。

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パラパラと何人かが降りたが、休日のニュータウン中央駅にしては閑散としている。 改札を出て駅と住宅地を繋ぐデッキに行ってみても人通りは少ない。 ここから先、カルチャータウン方面への延伸構想もあるようだが、地理的には左に大きくカーブする先なので、線形はあまりよろしくないんじゃないかと危惧する。 そのまま乗って来た電車で折り返すつもりだったが、本日は時間に余裕があるので、しばし散歩… いやいや、この暑さじゃとても外を歩く気分にならない。 なので、ホームの冷房の効いた待合室に納まり、何本か列車を見送りつつ休憩をする事にした。


神鉄:粟生線

時間に余裕のある理由は、次の目標である粟生線の発車時刻である。 何せ終点の粟生まで行く電車は1時間に1本しかないのであるからして、早く行っても時間を持て余してしまう。 頃合いを見計らって鈴蘭台へ移動、この先乗車時間が長いのでトイレを済ませ、15分ほど待つと粟生線の電車が入線して来た。 車両は神鉄で最大勢力を誇る5000系の4両編成、ヘッドマークが付いているので何かと思ったら、ラッピング列車「しんちゃん&てつくんトレイン たのし~ずん」だそうだ。 11:09発、すぐに有馬線から左手へ分かれて急こう配を登りだす。 横に留置されている3両編成の電車の前後で結構な高低差が生まれているのに驚かされる。 あちらは水平なのにこちらはグイグイ登って行くので、始め真横にあった車両が最後には窓下の方に見えるくらい。 線路脇の勾配標は50‰を示している。R200のカーブを左へ左へと進んで短いトンネルを潜ると、その出口に接してもう次駅「鈴蘭台西口」のホームが待っている。

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鈴蘭台西口を発車してカーブを曲がるとすぐ次の「西鈴蘭台」、心の中で「はやっ!」と呟いたが、地図で距離を測ってみると500m位しか離れていない。 これは新京成でいう所の高根木戸~高根公団間に近い距離だ。 ここで多数の客が降りたが、線内で最も乗降人数の多いのがこの駅だという。 しばらく先頭部で被り付きをしていたが、線路は単線から複線に、そしてまた単線に戻ったりしてなかなかに目まぐるしい。 単線区間は線路敷が複線構造の場所もあるが、トンネルは基本的に単線断面だ。 木津~木幡の間には車両基地があり、いつもなら降りて覗きに行くところだが、さすがに今日は暑くて体を壊しそう。 それに両駅から離れた地点にあるので歩くのも難儀で、訪問は見送る事にした。

沿線は田園風景が多いのかと思っていたが、木幡から志染(しじみ)駅あたりまではニュータウンエリアとなり、車窓は都市近郊の住宅地が立ち並ぶ景色だ。 粟生線は以前より存続問題で揺れており、沿線から神戸方面へ通勤する客も多いんじゃないかと思っていたが、競合バス路線が発達しているようで、そちらに客を食われているという話も聞く。 志染では多くの人達が降りて、車内は閑散として来た。 美嚢川(みのうがわ)を渡り三木駅を過ぎると、周囲の景色も段々と街並みが途切れ、田園風景が広がって来るようになる。 このあたりはローカル然とした沿線風景で、どの駅も乗り降りする客は極端に少ない様子だ。 それも小野駅あたりまで来て、少し街並みに賑わいが戻り出したなと思っているうち電車は加古川を渡り、左手からJR加古川線が寄り添って来ると終点の粟生駅に到着。 鈴蘭台からここまで、51分の小旅行であった。

photo 5000系ラッピング列車「しんちゃん&てつくんトレイン たのし~ずん」