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正面に見えて来るザウス

 駅前の千葉街道から左折して、ららぽーとの方へとテクテク歩いて行く。京葉道路の下を抜けると通りの左側は船橋競馬場、右手は何やら広大は敷地で工事が進んでいる。もう少し進んで行くと、湾岸道路の向こうには人工スキー場「ザウス」(注:2002年9月営業終了)が見えて来て、その手前右側が広大なショッピングセンター「TOKYO-BAYららぽーと」だ。
 ららぽーと自体もうオープンして結構な年月が経っているが、ここは来るたびに増殖が繰り返されており、空いていた敷地は次々と店舗で埋まって行く。それだけの購買力があるのかどうかは良くわからないものの、いつも駐車場は満杯で周辺は駐車待ちの車で渋滞しているのは事実。

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ららぽーとエントランス 伝統の温泉が復活


 エントランス正面には、会社名にその名を残すヘルスセンター交通の無料送迎バス。そして向かい側のホテル敷地内に最近オープンしたのが「ららぽーとの湯 常盤殿」。船橋ヘルスセンターの伝統を守った由緒ある施設という事なのか。
 ちょうどお昼時になったので、ららぽーと内の食事処、「地鶏や」で特製親子丼定食を食す。これがまた上総赤鶏のジューシーな肉とフワっとつなぐ玉子の絶妙なハーモニーが。。。いや、グルメレポートでないのでこれ以上はやめとこう。



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ルーツは海の家?

 満腹で駅へと戻る道すがら、競馬場の門前、京葉道路の高架下脇に建つちょっと気になる店の前を通る。木造平屋でかなりの歴史を秘めている風情だが、私が物心ついてヘルスセンターへと行き来していた頃から、ずっとここに建っていた様な気がする。その造作から言って、何となく元は船橋海岸の海の家か何かだったんではなかろうかと推測している。

 

- 谷津から京成津田沼へ -

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電車の中から谷津支線方向

 電車から谷津支線の分岐はどのあたりだったんだろうかと思い巡らせながら、次の谷津へと進む。ここは前回のレポートと重なるので今回は省略するが、隣の元センター競馬場前駅と共に、遊園地や潮干狩りへと通った折りに良く利用したお馴染みの駅である。
 潮干狩りからの帰り道、電車が谷津遊園駅を出て京成津田沼へとカーブを切ってスピードを上げるあたりで、千葉街道沿道の瓦屋根の向こうにちらっと見えた海の景色が思い起こされる。今では埋め立てが進み、海はずっと遠くに去ってしまった。
 谷津から次の京成津田沼にかけて京成は、当時からあまり人家のない地帯を走っていた。やがて複線の間に引上線が見えて来て、左手から段丘の坂を降りて来た新京成が寄り添ってくると、広い構内の大ジャンクション、京成津田沼駅へと到着する。

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