このあたりで車体を仕上げておこう。ボディの接合部にパテを盛り、何日かおいてよく乾燥してからカッターナイフで荒仕上げ、次いで耐水ペーパーで水研ぎをしてゆく。大体平面になったと思ったら、一度全体にサーフェイサーを吹いて目視で確認を行ない、さらに不足箇所を磨いて行く。
根気よくやったものの、ステンレス車体特有の段差表現なども邪魔して、なかなか完璧にとは行かなかった。ちなみに細かい部分の水研ぎには写真の様なものを何本も作り置きして使っている。耐水ペーパーをΦ3程度のポンチで抜き、楊枝の頭に接着した簡易工具である。