はじめに

タイトル詐欺ぎみですが(笑)、この記事は実際の旅日記でなく、あくまでバーチャルな旅の記録です。 事の発端は、某所で話のネタにお勧めの旅行先を紹介し合うという機会がありまして、その際に、私がネットや地図上で知り得ただけの豆知識を尤もらしく御開帳したという経験からでした。 その際、調べているうちに何となくもう現地へ行ったような気分になり、心の中で妄想旅行を楽しんでいる自分の存在に気づきます。 そこで、せっかくだからこれを記事として記録しておこうと考えた次第なのです。 旅の行先は北海道の標津方面、出発点は超ローカルな根室中標津空港です。 以下それらしく書きますが、あくまで机上の旅であり、実際には行ってないという事をお忘れなくお読み下さい。

photo 中標津空港(Wikimedia より)

出発

羽田(ANA377)12:25 → 根室中標津 14:05

某月某日、飛行機はお昼過ぎなので早起きも無く余裕で家を出る。 最寄りの駅から輪行し、電車を乗り継いで羽田へと向かった。 普段飛行機を使う事はまずないが、今回はいきなりの道東地方だから止む無し。 機内食はないので、降りてから空港で何か食べようか。 根室中標津空港を地図で見ると、原野(実際には牧草地とか畑なのだろうが)の中にポツンと置かれた、まさに北海道らしい空港だ。 着陸後は自転車を受け取り、輪行袋のまま空港内唯一のカフェでとりあえず無難にカレーでも。 中標津の市街地は、この南側少し離れた場所に広がる。 路線バスでも10分程だが今日は飛行機輪行なので、ここで自転車を組み立てて走り出さねばならぬ。 空港にはごく小規模ながらサイクルステーションもあるので安心出来る。

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