□今日のレシピ2021/05

 ~ カツオのたたき ~

風薫る五月。五月と言えば初鰹の時期、で、鰹の代表的料理と言えばやはり私も大好きなカツオのたたきである。 でも、ここで取り上げるからには買っただけでなく、何かしら手を加えなくてはならないという謎の使命感(笑)から、鰹をサクで購入して自分で藁焼きしてみようと大それた事を考えた。 それで必要な材料と機材を一通り用意し、連休明けのある週末、多摩川の河原へと繰り出したわけである。

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 材料:一人分
  • 食材
    • 鰹(さく)1本
    • 味ぽん、薬味 適量
    • 野菜 適量
  • 機材
    • ファイヤーガード
    • 焼き串
<手順>

1.わら焼き用藁

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で、今回一番の大事な物件となる藁だが、何でもあるもんだねぇ、「わら焼き用選別藁」という製品が手に入った。 そんなもんそこらからタダで拾ってくれば良いじゃないかと言われそうだが、こと食品に直接火を当てて使う為の燃料だから、ここはちゃんとしたものでないと不安になる。

2.わら焼き調理器具

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そして、わら焼き用の調理器具としては、藁の飛散を防止する為にファイヤーガードを使う。 そこへ、二つ折りにした藁を詰め、下から火をつければ火床の用意は完了だ。 もちろん、着火する前に鰹のサクに焼き串を刺して準備しておく。 焼き串はColemanのステンレススキュアー、今回の為に購入したが、BBQなどする性質でないから今後再び使う可能性は限りなくゼロに近い(笑)

3.わら焼き開始

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藁に火が点いて炎が上がり出したら、わら焼きを開始。 ところで、焼いている鰹のサク、実はナマ鰹でなく出掛けに近所のスーパーで「鰹たたき」として売っていた塊を買ったのである。 それをわざわざ再び藁で燻しているわけで、果たしてそれが意味あるものかどうかは疑わしい。 まぁ気分的な所も大きいので、単なる自己満足な事は明白ではあるが…

4.カルパッチョ

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燻すのはほんの数分、香り付けみたいなもんだから、表面が薄く色づいてくれば完成、あとは持って来た保冷剤で少し冷やす。 で、たたきだけで食べるのも味気ないので、分厚くスライスしたカツオに野菜類を添えてカルパッチョ風に仕立ててみた。 と言っても、買って来た海藻サラダに混ぜ込んで、味ぽんとチューブ生姜をかけただけのインスタント仕様である。

5.食す

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さぁいただきましょう! 主食のご飯はシャキシャキ梅のお握りでサッパリとヘルシーに、こちらも大好物。 う~ん、極上の時間、カツオのたたきも燻しが聞いてて、少しスモーキーさが増幅されている(様な気がする)。 量もちょうどよくて満足満足。

6.デザート

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食後のデザート、本日はタピオカ入りココナツミルク! 世のタピオカミルクティーブームはとうの昔に過ぎ去ったが、スーパーで購入出来るこのデザートは永久不滅(笑) 私にとってタピオカと言えば、ブームになる遥か以前よりこれと決まっているのだ。

7.ランチ場

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ランチが済んだらいつものお約束、一人河原に寝ころび、ゆっくりマッタリと。 先週まで走り梅雨のようなジメジメした気候だったが、今日は青空の見える気持ち良い天気。 遠くに、岸辺で水切りをして遊ぶ黄色いシャツの男の子、その右手の傍らで見守るお父さん…  じゃないんだよな、さすがに三度目は間違わず認識出来た。 前に二回ほどやらかしちゃってるからね。

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